「月が綺麗」を含む小説

　毎年恒例の月が綺麗ですね。シリーズ、四作品目です。 　会社の新入社員の後輩に恋をする三十代半ばの女性のお話です。 　なお、過去作との関係は一切ありませんが、以下の作品も読ん…

三年前、僕は君と道を別った。 君は自分の道を行き、僕は社会のレールを進んだ。 不器用に社会の波に乗る悩める若者の回顧録——。 ※こちらの自主企画さまに合わせて書き下ろした作…

高校生。もうそろそろ進路を考える時期であったマモルはぶらぶらと代わり映えのない日常を送っていた。 唯一楽しみであったのは、夜に空いっぱいに広がる星を見ること。しかしある日、リョー…

北風と太陽は旅人いじりに飽きて話し始める。 カク側とヨム側がどっち偉いのか話し合うことに。 でもお互いにけしてゆずらない！ ↓前回の投稿↓ 『人間ハンティング：おひとり100…

「月が綺麗ですね。」竹林に囲まれた研究所で、カグヤは僕の目をじっと見つめながら言った。宇宙探索アシスタントである彼女からの愛の告白だった。彼女のサポート役である僕は、その気持ちに…

　私たちが海外に転勤した場合。まず最初に苦労するのは言葉の壁ではないでしょうか。しかし異世界に転移・転生しても「現地の言葉がわかりません！」というケースは少ないはず。転移や転生を…

「月が綺麗ですね」 声を出すことが苦手な望月葵に届いた、見知らぬ相手からのＳＭＳ。 それは、氷上朔也が亡き祖母の番号に向けて送った、誰にも届かないはずのメッセージだった。 季…

3ヶ月前まで、月乃のクラスでは男子と女子の間で大きな争いがあった。 男子は女子を貶し、女子は男子を貶す。 終わりの見えない貶し合いの中で、終始一貫して態度を変えなかった北野君の事…

「カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～」 お題目の為、書き下ろしました。 中世ヨーロッパをイメージした短編です…

「わたし」は、月が見てみたいのです。 　あなたが綺麗と褒め称えるそれを。 　人々の心を掴んで離さない、魔性の存在を。 　そして。いつかその時が来たならば。 　あなたに伝…

□□年、○○県の登坂市に隕石が墜落。数万人もの人が犠牲になった。 隣の県に住む男子高校生の藤原淳(ふじわらじゅん)は、登坂市の出身で、登坂市にいる両親や友達、いとこを亡くす。 あ…

「月が綺麗ですね」 俺に語りかけてくれるのはその耳障りな機械音だけ。 遠くに見えるのは青い宝石。俺の計画は成功した。俺の最期の一日は、あいつに対する復讐の日だった。

十一月の寒い夜、見上げた月と猫の鳴き声。

これは、月が大好き過ぎる作者が月をテーマに不定期に綴っていく随筆です。 拙作「緋姫　～天羽月舟伝～」の息抜き用。 月に関する伝承、言葉、作品など幾つかにカテゴライズして書いてい…

「私」は、「彼」と同居している。 満月の次の夜は、「私」にとって特別な夜。「彼」の秘密は「私」の特別で、柔らかくて温かい。 柔らかい温もりと、おだやかな時間を、あなたは誰と過ごし…

　星成和貴が送る、短編恋愛小説シリーズ、月が綺麗ですね。、第三弾！ 　今回は素直になれない主人公と、彼女が密かに想いを寄せている幼馴染みとの物語。 　過去二作とは繋がりはない独…

日本各地に存在する「羽衣伝説」。 天界から降りた天女は、地上の男と結婚するも、やがては天へと還りゆく……。 そんな出来事が、2018年を生きる、ある女性の身の上に起こってもいいの…

書いてて楽しかったです