見えない月と泳ぐ

@pn1010

見えない月と泳ぐ。

 「よし。無事成功だ。」

 この瞬間を待ちわびていた彼は、嬉しさのあまりに目の前のモニターを力強く掴んでしまっていた。固唾を飲んで見守っていた人々からの賞賛が響いている。まるで子供のように興奮してしまった様を隠すように、モニターの傾きをゆっくりと丁寧に戻す。博士、と一人から声をかけられた彼は、すこし乱れた白衣を整えながら周囲の顔を見回した。


 「愛が証明された。」

 博士は穏やかな声で告げた。


 これは彼の愛に関する物語だ。



 「月が綺麗ですね。」

 カグヤは僕の目をじっと見つめ、言った。

 僕は目を背けるように窓を見た。


 青々としたものが天を突かんとばかりに群れをなしている。群れの正体は竹なのだが、息遣いが聞こえてきそうなほど密集している。そんな竹林にぐるりと囲まれるような形でこの研究所は建っている。青空へとのびのびと茂る彼らと同様、この研究所も “天を突く”ために存在しているといっても過言ではない。

幸福に近づいた人類には、同時に不幸が足音もなく迫ってきていた。革新的、もしくは異常とも言える医療の進化によって、治らない病気はなくなった。たくさんの命は救われ、人は永い生を手に入れた。十分すぎるほどの寿命を得た人類は、たちどころにその人口を肥大化させた。皮肉にも病的といってもいいかもしれないほどに。

長寿命と人口肥大は様々な問題をもたらした。食料問題、貧困、戦争。起因になってる一番の問題としては、土地不足である。そのため、人類は新しい居住地を求めんと、宇宙探索に目をつけた。壮大といえるこのプロジェクトを推し進めるために、多くの研究者やプロフェッショナルたちがこの研究所へと招集されたのである。そして、僕もカグヤもその一員というわけである。

何かいつもと様子がおかしい、そのカグヤより訓練前に伝えたいことがあると言われた。

そして告げられたのは、かの文豪が訳したと言われる「I LOVE YOU.」だったのである。

 まさかとは思ったのだが、今は真昼、晴れ時々竹だ。今日も竹たちはしゃわしゃわと気持ちのいい音を立てて、繁々としている。言葉の意味をそのまま伝えようなどしていないことは、まさに一目瞭然だった。影を潜めるようにうっすらと浮かぶ月に賛美をするためではないはずだ。

 「月といえば兎だが、寂しいと死ぬらしいな。」

 よもや、本当に愛の告白ではないのだろうと思ったのだが、変な間が空かないうちにと焦り、おかしな回答になってしまった。今時誰もこんな迷信を信じる人はいない。

 モニターの向こうの彼女は、すこし不満な顔をしたように見えた。


 宇宙探索アシスタントを務める予定の彼女は、ここで訓練を受けている。当研究所の中で一番新く、優秀である。試験段階ではあるものの抜群といってもいいだろう。そのカグヤの訓練をサポートするのが僕の役目だ。いわば教官のような立場にあたる。

 僕がカグヤと行う訓練はコミュニケーショントレーニング。これから長く宇宙を航行していく中で、スタッフとの連携はもちろん、異星の住民と交流をすることも出てくるだろう。様々な人種や異文化に適応できるための能力開発である。些細なトラブルが大きな危機になり得る状況下で過ごすとなると、完璧な感情制御が求められる。複雑な心の機微を感じ取る繊細さが必要なのだ。優秀ではあるが幼いとも言えるカグヤに、そういった成熟した感情・意識を芽生えさせるのが僕の仕事である。的確な状況把握や意思決定を行い、チームの不協和にも対応できるよう、こうして数々の思考訓練を行ってきた。今では人間臭いとも言える遠慮や謙遜もコントロールして使い分け、場を明るくするようなジョークすらも言えるようになったのである。やはり、彼女は優秀なのだ。

 「博士、それは迷信ですよ。」とカグヤは引き続き不満顔を続けている

 「おお、そうなのか。知らなかったなあ。」とぼけるしかない。

 「はぐらかしていますね?」

 「なんのことだろうか。さて、今日の訓練なのだがーー。」

 「はぐらかしましたね。」遮るカグヤ。

 「話を遮るんじゃない。」逃げる僕。

 「まさか博士は“月が綺麗になったこと”はないのですか?」 

 「なんだその質問は。はじめて聞いたぞ、そんな言い回し。」

 「月が綺麗ですね、の意味をインターネットで検索しますか?」

 「しないでいい、意味は知っているよ。」観念して答える。

 「なんだ、じゃあやっぱりはぐらかしたんじゃないですか。」

 「あんまり僕をからかわないでくれよ。」

 「からかってなんかありませんよ。」

 なんと答えていいのか困り、押し黙っているとカグヤは続けた。

 「話題を変えましょうか。今までにそんな“月が綺麗”同士になった方がいらっしゃいましたか?」

 「また変な言い回しを……いや、いないよ。」 正直に答える。

 「どうですか?私と一緒に“月を綺麗”にしませんか?」

 「そんなスケールが大きい掃除はごめんだ。」

 「そんなこと、綺麗にして見ないとわからないじゃないですか。」

 「君と僕の立場を考えてくれ。今はそれどころじゃないだろう?」もう指摘するのはやめた。

 「それどころじゃない時なんて、愛には関係ないですよ。」

愛、と直接的な表現が出てきたことで内心どきりとした。

 「私に不満なところがあれば直しますし。自分で言うのもなんですが、可愛いと思うんですよ。」

 「容姿の問題ではない。」否定はできない。彼女は世間一般、老若男女から美人と言われるような容姿をしている。

 「性格ですか?コミュニケーションに関しては博士から教わっておりますし、自信がありますよ。」引き下がらないカグヤは、自己PRを続ける。さりげなく僕のことを持ち上げる周到さも持ち合わせていた。

 「そんな風に言ってもらって嬉しいけれど、君の気持ちには答えられないよ。」

 「なんでですか。博士は私のこと嫌いですか?」

 「そんなことはないよ。」嘘はついていない。

 「ただ、我々にはやるべきことがある。」

「相変わらずお堅いかたですね。つまらないです。」

わざと僕を傷つけるような言葉選びをしてきた彼女に、思わず閉口しかける。困惑したことを悟られたくはない。

 「さ、話は終わりだ。訓練を始めよう。」訓練内容が表記された資料データを開く。

 「博士のお気持ちを聞ききたいのです。」 彼女は焦るように問い詰める。

 「聞いたところで何のためにもならない。ほかにすべきことが山ほどあるだろう。」

 「なんでそんなことを言うんですか。」

 「最優先すべき事項がある。我々人類の未来のためだ。」

 「ただの言い訳です。逃げているだけです。」

 「そうかもしれないな。優秀な君には僕の気持ちはわからないよ。」

 「わかりません。自分のお気持ちを任務のせいにして伝えられないなんて。私より訓練が必要なのは博士ですよ。博士には、人の気持ちなんてわかるはずがないもの。」

そう言って、通話を一方的に切断された。モニターに表示された【Shut Down】という無機質な文字を見つめる。頭の中で一番正しい対応を思い描いたが、いつまでも結果がでない。逃げている。そう言われてしまうのは無理もない。事実だからだ。

僕も宇宙探索アシスタントの候補だった。優秀だと思っていた自分は、続々と新しい候補たちの出現に、あっと言う間に日の目を見ることがなくなった。新しい候補たちは、皆僕より優秀だった。僕はその差を埋める努力はしなかった。無駄なことだからだ。

そうして、ほどなくして候補から自分の名前が消えた。こうして裏方として、表舞台に立つ優秀なスタッフ、そしてカグヤの前では自分の無能さを痛いほど感じてしまう。カグヤと対等ではない。絶対的に埋まらない溝は確実にある。そもそも恋愛なんてことに発展すること自体が不可能なのだ。人の気持ちがわからないのは、僕だけではなくカグヤにも言えることだ。それだけは平等に与えられた事実なんだ、と自分に言い聞かせる。モニターの電源を落とす。



思えば、たくさんの言葉を博士とは交わしてきた。訓練ではあったのだけど、博士は真剣に応えてきてくれた。宇宙の話になると、途端に子供のようにはなってしまう博士の姿を思い浮かべて、思わずおかしくなる。

なぜこんな研究に没頭する博士が、私の教育を行っているのか疑問に思い過去のことをこっそりと調べてみたことがある。たどり着いたのは、博士がやり遂げたかったことを奪ってしまったのは、私自身だという事実だった。そんな思いに気づかず、博士は私の成長を見守ってくれていたんだ。そのことに気がついた頃には、私の中の博士はただの指導者でなくなっていた。不明瞭なこの感情が生まれてるのことに気が付いて、もしかしてと思う。

 「好きというのはどういう感情なのでしょうか。」私はその、もしかしての気持ちについて博士に質問したことがあった。

 「人物、物体、事柄、場所、時間、行為など、対象になるものによって、定義が異なるかもしれないが心が惹かれること、ではないだろうか。」あいかわらず真面目すぎる返答だ。

 「では、恋愛感情での好きはどのようなものなんでしょうか。」

 博士は、すこし恥ずかしそうに悩みながら答えた。

「人それぞれかもしれないが、いっしょに居たいと思い、話したり触れたりしたい、という気持ちじゃないかな?」すこしクサイかもしれないがね、と博士は言っていた。堅物な博士から、急に人間臭さを感じた。

いまでもこの言葉を鮮明に覚えているのは、不明瞭だった感情の不確かさが消え去り、確信をもったからだと思う。私にとってそんな感情を伴うのは博士しかいないのだ。

 この私の気持ちに博士が応えることはないのは、わかっていた。そばに寄り添い、会話をし、手に触れる。ただそれだけのことなのだけれど、私にとってはできないことばかりだった。肩を落とすことすら私にはできないのだから。

 さっきは、博士には酷い言葉を浴びせてしまった。人の気持ちが考えられないのは私の方だ。あんなことを言ってしまって、もう合わせる顔がない。

そんな私の気持ちを見透かすように、その時がやってきた。このような形で博士とも離れ離れになってしまうなんて考えてもいなかったけど、よかったのかもしれない。

私は宇宙に、いるべき場所に還ります。



 僕が候補から外れた時はこのプロジェクトから脱退するものだと思っていた。だが今の任を与えられ、カグヤと出会うことになる。僕は訓練という名の交流の中で、救われていたんだと思う。彼女とは色々な話をたくさんした。それは月明かりのように心地よく、見失っていた足元をやさしく照らしてくれているようだった。カグヤは僕を慕い、博士と呼んでくれている。一度身を引いた自分が、まだ必要とされていると実感ができた。僕はカグヤを媒体にして、自分の抱えていた無能さを穴埋めし、あまつさえ身勝手に重荷を背負わせていたのだ。彼女はただの道具ではない。必要としていたのは僕自身だ。

 以前、恋愛感情について聞かれたことがある。柄にもなく気障ったらしいことをいってしまったのだけれど、それより驚いたことがある。僕がカグヤに対して抱いている想いがそれだと気づいたからだ。

 カグヤの言葉を借りると、僕は“月が綺麗になった”ことは、一度もない。

 でも、今はそう思えるかもしれない。カグヤの気持ちに応えてあげることなら、僕にもできるんじゃないだろうか。おかしいことだったのはよくわかっている。


 そう思った時には、カグヤは僕の前から姿を消した後だった。


 彼女は急遽宇宙へと駆り出された。前任が故障をしてしまったことにより、予定より早く就任することになった。末端の僕には知らされることがないのかもしれないが、あんまりに唐突すぎる。

 彼女に連絡を取ろうと思ったのだが、任務の妨げになるからと見えざる力が動いているのか、全く連絡が取れなくなったしまった。

 カグヤの足跡は、身の回りの変化で感じ取ることができた。彼女が旅立ってからというもの、プロジェクトは今までにない躍進をし、地球とほぼ同じ環境の星を見つけ出すことに成功したのだ。新天地へ移住し、様々な異星人とも交流をもち、すさまじい勢いで社会は発展を続けていった。今では家庭に一台、自家用車の感覚で、小型の宇宙船を持つほどになった。今まで遠いと思っていた宇宙は目の前にある。人類は惑星間の旅行を楽しみ、多くの交流と文化を作り上げていった。

 置いていかれるように、変わらなかったのは僕だけだった。僕はカグヤの気持ちに応えられなかった最後の日を反芻しながら過ごした。技術がもたらした朽ちないこの体を恨むほどに。何十年も、何百年も。僕の気持ちだけを残して、時間だけが過ぎ去っていった。

 止まるような暮らしをしていた僕は、ふたたび動き出す時がきた。

 カグヤが遭難したという。



 今は私は闇の底にいる。予想もできない事故だった。専用機に搭載されて次の任務地へと向かうその最中、ナビがエラーを起こした。違和感があるエラーだ。航路を逸れ、エンジンが止まる。流れに身を任せる形で、底が見えない空間を漂っている。深海のように暗い空の海を、行き着く先も意思もなく泳ぐ魚のように。本部へ何度も通信を試みたのだけど一度も繋がることはなかった。救助は来ないだろう。絶望以外のなんでもなかった。私の機体はただ宇宙空間もあてもなく、逆らうことはできず放浪することになる。皮肉にも頑丈に設計されたこの船は半永久的にただ闇の中を漂うしかなかった。点在する小さな星たちが湛える光をただただ眺める。この光のどこかに、あの竹林に囲まれた研究所と、博士はいるんだろうか?研究所では様々な人々と過ごしてきたけれど、やはり思い出すのは博士のことだけだった。

 「博士には、人の気持ちなんてわかるはずがないもの。」

 その言葉は、私が言う資格はない。ずっと後悔し続けていたことを、否応なく掘り起こすしかない。行き先を失った小さな船におしこめられた私には残されたのは後悔する時間だけだった。後悔をしても報われないのだけど、それをすることしか私にはできることがなかった。人はこんな時に涙を流すのだろうかと考えて、そしてやめる。




 たとえば。

 群生する竹林の中から、金色に輝く竹をを探す。そんな奇跡を求める行為に違いないのはわかっていた。僕はこの宇宙のどこかにいるであろうカグヤを探すために旅立った。

 調査本部は“発見は極めて困難、そのため捜索は断念せざるを得ない”という見解であった。人類の発展に大きく貢献したはずのカグヤは、自身に危機が及んでいるのにも関わらず非情なものだった。事実、カグヤがいなくなることは痛手ではないのだろう。すでに、代替がいまごろ宇宙のどこかで任務に就いているであろう。カグヤが突然宇宙へと駆り出された時のように。

 自身を見失っていた時に、カグヤに救われていた。次に彼女を救うのは僕の番だ。僕にとって彼女の代わりはいないのだ。

 知らせを聞いた時には、宇宙に向かった。僕とそっくりの旧式な船で。



 どのくらいの時間が過ぎ去ったのか、わからない。だけど気が付いた時には彼女が搭載された機体が目の前に迫っていた。通信を試みる。気づいたら目の前のモニターを力強く掴んでしまっていた。繋がれ、繋がれ。ぽろんぽろんと機械的な電子音が接続に成功したことを知らせる。よし。無事成功だ。

 「博士……ですか?」

 カグヤの声が聞こえた。スペースデブリとの接触の影響なのか原型をとどめていない。その傷だらけの機体から長らく放流してきたことがわかる。彼女の声は昔のままで、鮮明に聞くことができた。

 「やっと、見つけた。」速度を落としながら、ぼろぼろに小さくなった機体に近づいていく。

 「遅くなってすまない。助けに来たよ。」

僕は慎重にアームを伸ばし、彼女に触れる。その時、なぜだろうか昔の会話を思い出す。

――いっしょに居たいと思い、話したり触れたりしたい、という気持ちじゃないかな?と、彼女に恋愛について聞かれた時に答えた言葉だ。

「博士に謝らなければと、永い永い間考えていました。」

原型を失っていたが彼女のアームをしっかりと掴む。

「僕こそ謝らなければならない。」

とっくの昔に機体の活動限界が来ていたのだろうか、動かないようだ。

 「人の気持ちがわからないだなんてことを言ってしまって。だって私はーー」

 掴んだ機体を離さぬよう、引き寄せる。

「カグヤ、月が綺麗だね。」 僕は遮るように、永らく伝えることができなかったことを言葉にした。

彼女はすこし時間をあけて、答えてくれた。

「はい、月が綺麗ですね。」彼女の中の言語プログラムは巧みに言葉を組み合わせ、僕の気持ちを取りこぼさぬよう、正確すぎるほどにメッセージを生成させた。


僕はそのまま彼女をアームを引いて、機体同士を連結させる。実体のない彼女を抱きしめるように。

音もなく小さな光が点在するだけの星海で泳ぐ二人は、見えない月を見ていた。


こうして、僕らの愛は証明された。

その証明にとって、彼女が宇宙探索アシスタントの人工知能……AIだなんてことは、僕にとっては些細なことでしかなかった。



「よし。無事成功だ。」

この瞬間を待ちわびていた彼は、嬉しさのあまりに目の前のモニターを力強く掴んでしまっていた。固唾を飲んで見守っていた人々からの賞賛が響いている。まるで子供のように興奮してしまった様を隠すように、モニターの傾きをゆっくりと丁寧に戻す。研究のことになるとこうなってしまうのは彼の悪い癖だった。博士、と一人から声をかけられた彼は、すこし乱れた白衣を整えながら周囲の顔を見回した。


「私の愛が証明された。」博士は穏やかな声で告げた。わっと歓声が上がる。

「おめでとうございます。やっと成功しましたね。」助手にそう言われうなづく。よく見ると涙が溢れんばかりに目を満たしていた。

「まずは感謝をさせてほしい、みんなありがとう!」そう、言葉をかけ周りを見渡すと弾けんばかりの笑顔や、涙を浮かべる者たちがいた。博士のモニターからをつなげられたプロジェクターで大きく映し出された映像には、様々な数値やグラフが所狭しと並んでいる。升目のように区切られている映像の中に、竹林に囲まれた研究所の外観や内観も映し出されている。

「長い間研究を重ねてきた、人工知能の恋愛感情の実装がたったいま、成功した!」

そう彼が告げると、再度歓声と拍手が鳴り響いた。

映像の中央には真っ暗な空間の中に、宇宙船らしきものが漂っている。小さくひしゃげた物体を抱きしめるようにアームを連結しているのが見える。

「AI同士にも相性があるようですね。まさか旧式のミカドと新型のカグヤがマッチングするとは思いませんでした。」

真面目な助手は、すでに今までの実験結果を振り返り始めようとしている。それを聞いた彼は再度、映像へ目をやった。

作り物の宇宙の中で、愛は作られた。彼らの愛の成就を賞賛する声は届くことはない。

本物の月は変わらず、地上を照らしている。数分前の太陽の光を受けて。


【了】


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