月詠小噺
潮風凛
序
初めに 作者とこの作品について。
初めまして、潮風りんと申します。
少し、月について書きたいと思ったのでこの随筆を書くことにしました。
私は、月が好きです。
月はその昔、夜闇を照らす唯一の明かりでした。
あなたは、「立待ち月」「居待ち月」「寝待ち月」という言葉をご存知でしょうか。
この言葉は満月の次の月を表す「十六夜」以降の月を表す言葉ですが、古くは平安時代の頃から使われました。
平安時代は電灯なんてありません。夜になれば辺りは真っ暗。月の光が無ければ何も見ることができません。
十六夜の後、どんどん出てくるのが遅くなる月を、まずは立って待ち、次は座って、最後は寝て待っていたことからこの言葉ができました。
このように、月は昔から人々の生活に密接に関わってきました。
日本だけではありません。お隣中国では月を遠い場所にいる人に見立てて詩を詠みました。その他世界中に月に関する物語や作品が沢山あります。
この随筆は、そんな月に関する様々なもの、ことを作者の考えを交えて綴っていくものです。
小説の息抜きとしてゆっくり不定期に書いていきますので、あなたもどうぞごゆっくりお読みくださいませ。
少しでも、有意義な時間になりますように……。
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