「十字架」を含む小説

以知子は暗号のような要請を受けるヴァンパイア・ハンター。 要請を聞き向かったアンティーク・ショップで、 カトリック系の学園に行きヴァンパイアをハントしてくれとの要望を受ける。

※初のクリスマス記念投稿百合作品。 クリスマスの夜、厳かな音色のコンサートが開かれている教会の礼拝堂の外で、「私」は、愛する女性-「聖母」を待っている。 前世-禁教令で、信じる神…

　戦国時代末期、天竺宗を盲信して生きていたメルショル。 　あるとき、命を落として彼は気づくと日本の地獄で閻魔の前に立っていた。“減刑”を条件に、メルショルは通辞としてキリスト教圏…

150年前、魔物との戦いで砕け散った聖遺物〝プレスター・ジョンの十字架〟。そのカケラたる宝玉を手にした者は天下の覇者になれるという。 腐敗と堕落の天地。混迷を極める大明帝国。病ん…

親友の妻が殺された。捜査の中で明らかになる意外な人間関係とは？

一人の女性警察官が殺された。腕は左右に伸ばし、まるで十字架のような姿勢。胸には黄色の水仙の花。 登場人物 松木　裕也（まつき　ゆうや）…　警視、管理官。 加納　莉子（かのう…

十字架にまつわる不思議な体験話です。

　かつて戦場で、サラとジェイコブという負傷兵二人を助けたのは、刑事である赤野周作。周作は、仙石という裏社会の人間から身を隠すことを目的に本名である周(あまね)という名前を捨て、女…

復讐の為なら命をも奪う。 そんな十字架を背負う覚悟を持って付けられたCroixという名前。

　1803年。とある国のとある城にて、町民は松明を掲げ、木の杭を手に、十字架を首に引き下げながら行進を行っていた。 ｢ドラキュラ、貴様の存在は我らにとって恐怖でしかないのだ！ …

「この程度のアリバイ工作で警察を騙せると思った木下社長も、大甘だね」 傍らに座る可不可に言うともなく言うと、 「しょせん欲に駆られて、じぶんに都合よく考えた殺人計画など、砂上の・…

テロリストメンバーとして育った‘ユダ’こと陣内勇（じんないいさむ）は、連邦（2つに分裂した日本の国家都市側）へのテロで、リーダーの‘イッキ’こと蟹多田一樹（がにただかずき）を失う…

　『ヴァンパイア・メイドカフェ』 　それは「とある洋館に住む女吸血鬼が以前から気になっていた人間の女性へ招待状を出し、それに誘われてやって来た訪問客をもてなす」というコンセプトの…

神の子として生まれ、神の子として育ち、人以下として生きた男が異世界で神になる。 宗教の教祖の次男として生まれた　天草　神人は就職に失敗し、30代後半まで親の脛を齧って生きてい…

※（2023/6月）投稿時期の近い既出の3稿をまとめました。 　更なるヤンデレ文化向上の一助となれば幸いです。 ①（投稿：2021/6/15） ②これからの社会におけるヤンデレ…

Prima della nascita dell'umanità, questo pianeta chiamato Terra era il pianeta della mort…

「年が開けたら結婚しよう」というはずだった森山は、相手の睦月がまさかの交通事故に遭ってしまい、入院を余儀なくされた。睦月の記憶は半分なくなっており、森山との結婚の約束もハッキリと…

都会の一角でその悲惨な事件は幕を開けた。それから半年、夜な夜な「白濁の少女」と呼ばれる謎の遺体に口紅で赤い十字架を描いてまわる何者かが現れる。これは復讐劇、のはずだった。死神が目…

恥の多い人生の一つのエピソード。 フィクションです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 登場人物 蒼ノ山 主人公 Y君 正義感のす…

猫と喋れる女子大生「薫」。 彼女が気まぐれに営業するのが「のらねこレストラン」だ。 のら猫「吾輩」が客として招かれる。 「どうしてキリスト教徒は、教祖を殺した十字架が憎くはないの…