「十三」を含む小説

かつて人類を絶滅の縁にまで追いやり、女神と死闘を繰り広げ、十三大陸に大きな傷跡を遺した魔人ドグル。 彼は原初の時代、六度目の失楽園によって、神から追放された被造物と交わる事で誕生…

折々に詠んだ俳句や川柳。創作年月も不明なものもあるので順不同です。 また詠む機会があれば、載せていきます。

「お伽話は過去の幻想。私は、現実を生きる」 大陸の東端、斎国の朱朝が倒され胡朝が成立してから十三年。斎は若き二代皇帝のもと、平和と繁栄を誇っていた。そんな中、帝都にとある組織が拠…

言の葉が　舞いて　あそびて　うたになる 　日々ふと思う　つぶやきを

圧倒的な軍事力を有する超大国パンゲアに国を滅ぼされた少年の復讐譚。 第二十三パンゲア領となった日本で住む場所すらも失った子供たちは、無法区画という場所に流れ着く。 ここは、パン…

この作品には次の要素が含まれる場合があります。 ・自作や他作のネタバレ ・BL等二次創作系ネタ

　十三歳の朱亞（シュア）は、自分を育ててくれた祖父が亡くなったことをきっかけに住んでいた村から旅に出た。 　旅の道中、皇帝陛下が美女を後宮に招くために港町に向かっていることを知…

※あらすじに妖怪と句の解説をつけております。 もしも現代に妖怪が暮らしていたら そんな情景を詠んだ二十句 人に馴染み人とあるのか 人から離れてしまうのか どちらにせよ人のある限…

尾根道は地形からきているので、地形が変わらない限りは不変です。 新緑の季節は毎年やってきますが、 きっと１万年前の縄文人も同じ道を歩いて同じ風景を見ていたはずです。 １万年後の未…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【短歌の部】二十首連作部門への参加作品集です。 「灰色の日々」をテーマに鬱屈した気持ちや時間、どうしようもないものたちを込めました。 あなたの…

気が付くと剣と魔法の世界で、猫の亜人へと生まれ変わっていた！？残っていた前世の記憶や倫理観のせいで、生まれ育った裏稼業の一族に上手く馴染めず、落ちこぼれの烙印を押された俺は、表の…

沢近くの森の切れ間で焚火を前に、一人椅子に座って満点の星空を眺めている時の心情を詠んでみました。 森羅万象を感じるというよりは、自分もその一部である事が腑に落ちます。 多分一万…

　遥か昔に神様が決めた十二支の干支。それにはごく一部の人しか知られない十三位の動物がいたそう。 　そんな十三位の動物はここ最近の世に対して物申したい、と憤慨する日々を送っていた。…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首部門に参加する者です。 よろしくお願いします。

【第一部：死告ノ赫イ糸】 ――それは最も脆く、最も強い、命を手繰る物語。 山形の地に伝わる口寄せ巫女の一族『オナカマ』。その末裔である青年・漆山紲は、心霊現象や都市伝説を相手取る…

十三の少年は家族を惨殺され「殺」の「恐怖」に支配されていた。そんな男は現在三十を迎える年となるがまともに生活ができず怯える毎日だった。一方で幼いころから「殺」に興味を抱き、十三の…

明路四十五年。赤い月の落日によって人々の生活は脅かされ始めた。片田舎の小さな村、そこに住まう人々全てを石に変えた少女──異能者の出現によって。 やがて幕を開けた泰生時代。激動の…

〜うたに想いをのせたなら〜 特にひねりはありませんので。うたに秘めた伝言に気づかれましたでしょう？ 　　×****×******×****×******×****** 総文字数は…

東日本大震災で津波にのまれたツヨシは、気がつくと半魚人になっていた。 あれから十三年。 生き残った家族の変化を見守りつつ、父親としての自分がいなくても子どもたちが立派に育つのを見…

今夜は「後の月」と言って、仲秋の名月の翌月の十三夜です。 昔はこの夜の月もお祝いしたのです。 狸はおじさんをお祭りに誘いに来ました。 「タヌキが眼鏡を借りに来た話」https:…