「SF？ カクヨムオンリー、」を含む小説

一人の人が同じ人で居続けるには何が必要？ それはどちらかと言えば、"忘れたいこと"なのではないでしょうか。 カクヨム3周年記念選手権　お題9日目「おめでとう」投稿作。

　人類で初めて、別次元に辿り着くことを目的とした無人次元探査機『はばたき』は、次元の狭間を漂っていた。 　長い長い旅の中で思い出すのは、自分を作ってくれた博士のことだった。 …

大いなる人類の悪ふざけ。 カクヨム3周年記念選手権　お題8日目「3周年」投稿作。

生き物が滅びへと向かっている世界。 シックスとアンドロイドのアリスは長い夕焼けの時間を過ごしていた。 KAC８　お題『３周年』参加作品

事件の発生場所は地球警察日本分署の署内だ。当時、第三星団との友好関係を示すために祭典が行われていた。第三星団の王子は盆栽が趣味であり、彼の大切な一品が展示されていた。だがその大切…

180秒。それだけの間に交わされた言葉と、過ぎていった時間。 カクヨム3周年記念選手権　お題6日目「最後の3分間」投稿作。 約1,600字。

宇宙ステーションが機能不全を起こした。脱出できる人数は限られる。残された少女と去り行く少年。ＳＦ掌編

宇宙へ移住する前になにをしたか、男のこだわりが炸裂する。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』、6日目お…

男女がいる。告白間近だが、邪魔が入りそうだ。男がいる。爆弾処理をしようとする男だ。少年がいる。ゲームをしている。無職のおっさんがいる。カップラーメンをつくろうとしている。ヒーロー…

カクヨム3周年記念選手権　6日目

「三分百円。三分百円だよー」 　会社の飲み会の帰り道、路上に響く謎めいた言葉が気になり、近藤《こんどう》は思わず振り向いた。 　閉じられたシャッターの前に座りこむ、みすぼらしい…

人類は感染した。 死を目前にした老人と、一体のアンドロイドの話。 「カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～」 お…

男はある星に降り立った。そこには奇妙な異星人と、奇妙な習わしがーー カクヨム3周年記念選手権　お題5日目「ルール」投稿作。 約2,400字。

あなたの街のゴミ出しルール、どんなですか？・・・というわけで、ディストピア（絶望未来）系ショートSFです。若い方にはピンと来ないかもですが星新一や筒井康隆や豊田有恒とかに中学生の…

幼いころからいじめにあい、大卒で慣れない営業職に飛び込んだ俺――遠藤修――は、退勤後ふらりと立ち寄った店で万年筆とノートを手に入れる。 万年筆を収めた箱に同封されていた説明書には…

40cmほどの人型ロボットを戦わせる熱き競技……はこの際どうでもよくて、それに参加する操者の女の子と、そのメカニックの男の子はいつも言い争いをしているのだけど、最後はなぜか二人で…

蒸気煙る国アンテルシア。 蒸気機関文明が花開き未曾有の大繁栄を謳歌する黄金の時代。 二度の大戦が終わった戦後の時代。 幻想は駆逐され、謎は碩学の手により明らかにされていき、鉄道網…

バーチャルリアリティを駆使したホラーアトラクション施設で受付のバイトをする美愛（みあ）は、同じ受付業務をするアーニャ、通称アニーのことを想っていた。 ダイアモンドのネックレスを購…

母なる海は生命をもたらし、ネットの海もまた生命を産み落とした。 彼らはどんな目で私たちを見ているのか。約3,500字。 （カクヨム3周年記念選手権　お題2日目「2番目」投稿作）

【カクヨム３周年記念選手権】１日目！ 　視点が鴉寄りになっていますが、それでも梟がメインディッシュを掻っ攫うよう書きました。どうぞ見てくださいお願いします。 　これは　テーマ…