概要
普通の人間の、普通じゃない人生。覗いてみたくありませんか?
幼いころからいじめにあい、大卒で慣れない営業職に飛び込んだ俺――遠藤修――は、退勤後ふらりと立ち寄った店で万年筆とノートを手に入れる。
万年筆を収めた箱に同封されていた説明書には『付属のノートに書くことにより、書いた文字の一部分が消えていきます。一部分を消すことで望みの漢字にし、幸せな人生をお送りください』と書かれてあり……。
不思議な力を秘めた万年筆とノートを手にした、とある男の物語です。
万年筆を収めた箱に同封されていた説明書には『付属のノートに書くことにより、書いた文字の一部分が消えていきます。一部分を消すことで望みの漢字にし、幸せな人生をお送りください』と書かれてあり……。
不思議な力を秘めた万年筆とノートを手にした、とある男の物語です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!うん。よにも奇妙なBGMが聞こえる。それとも週間ストーリーの方か?
・不思議なアイテムで成功からの転落。ヒヤッとする物語でした。
・主人公の内面が良く書けており、ラストまでの展開がコミカルとホラーのバランスが秀逸でした。
・「お、この文字はどうなるんだ?」という、ミステリーではないが読者側で推理するという感覚が新鮮だった。小説というジャンルだからこそ、数文字の中でどれだけ引き込むかが、丁寧に書かれていた。
・結局、主人公は悪い相手を成敗しただけのように見える(多少やりすぎだけど)ので、もうちょっと主人公の性格をゲスにしておけば、ラストで因果応報のレベルが強くなるかも。
・最初の「●き出したいこと」→「●き出したいこと」が万能すぎるので、これだとただの…続きを読む