・不思議なアイテムで成功からの転落。ヒヤッとする物語でした。
・主人公の内面が良く書けており、ラストまでの展開がコミカルとホラーのバランスが秀逸でした。
・「お、この文字はどうなるんだ?」という、ミステリーではないが読者側で推理するという感覚が新鮮だった。小説というジャンルだからこそ、数文字の中でどれだけ引き込むかが、丁寧に書かれていた。
・結局、主人公は悪い相手を成敗しただけのように見える(多少やりすぎだけど)ので、もうちょっと主人公の性格をゲスにしておけば、ラストで因果応報のレベルが強くなるかも。
・最初の「●き出したいこと」→「●き出したいこと」が万能すぎるので、これだとただのチートアイテムになっちゃう(箇条書きでなんでも書けばOKになっちゃうから)。せっかくのルール、制限が活かせてないかと。