「妖怪」を含む小説

双子の姉妹、輪廻(りんね)と車輪(カルマ)は今日もこの世の片隅にひっそりと開いた深淵を覗くために深夜の町を徘徊する。

百キロババアにターボ婆ちゃん。山姥に砂かけババアに紫ババア。 日本全国に生息する、おばあさんの妖怪達。その数はゆうに、百を超える。 ある時、そんなお婆さん妖怪が一堂に集められた…

恒の国に産まれた仁海は、名家にも関わらず、生まれつきの病気で力を持ち合わせていなかったため、家を追放されてしまった。森の奥で妖怪に襲われ、窮地に立たされた彼は妖怪ともども自爆して…

寄名蒐は幼いころ事故に合い、その後遺症で幽霊が見える体質になった。 その体質に苦しんでいた時に出会った医師のおかげで、 彼は幽霊を俯瞰して見れるようになり、平凡な生活を手にする。…

都市伝説の多くは作り話だ。だが、中には事実も存在する。 【〇〇県〇〇市の〇〇商店街では妖怪のお店が存在する】 これは人知れず営業を続ける『妖怪もふ屋』へ訪れる人々の話である。 本…

我が家には御守り様と言う守り神がいる。 昔から家を守っているという彼はぬいぐるみが好きなんだそうで、家を守ってくれるお礼としてその家に生まれた子供が自分の手で作った不恰好なぬいぐ…

えちち注意！ 私の家の近所には、不思議な本屋『一服堂』がある。そこの店主の倫さんは年齢不詳の不思議なお姉さんだ。どこからともなくぬらりと現れて私の背後にたつ。やめてくれないかなぁ…

ありえない。ありえない。ありえない。。被害者を勝手に代表して申し上げます。馬鹿なのではありません。ひたすらお人好しなのです。困っている人を助けてあげようとしただけなのです。

あらすじ 　主人公の御国 守（みくに まもる）は九歳の夏休み、自転車で事故に遭いそうになったところを、『瞬間移動して助かる』という、魔訶不思議な体験をした。 　時は流れ十年後。…

楓子さんは油すましと住んでいる。 そして毎日様々な妖怪達が楓子さんの家にやって来て楽しく過ごしています。 しかしある日、油すましがいなくなって、妖怪達まで来なくなった…。 心配す…

学力、運動能力、その他さまざまな能力が全て平均の、異常な程に普通な野仲恭平。 転校してきたエセ関西弁で陰陽師の少女、紫宝院和との出会いから”妖”を知り、普通とはかけ離れた陰陽師…

　人の噂も七十五日。 　誰からも認知されないモノは、その誰かにとっては存在していないに等しい。 　果たして、それはそこに居る、と言えるのか？

ある日高校帰りに道に迷ってしまった若葉 そこに現れる獸 その獸を狩る美少女 どうなる若葉！？

　森の中にポツンと小さなお店があった。 　その店の名は『螢書店』という本屋で、店の店主はなんと螢の妖怪だった。 　そこに訪れた少年 勝俊（かつとし）は、ある一冊の本を手に取り物語…

書店員の心成は、仕事が終わると良く可愛らしい少女と互いに読んだ本の話をしていた。 少女は、昔からある本に憑いている付喪神。 心成は、物心ついた頃から、妖怪や幽霊が見えたため付喪神…

笑いあり涙あり友情あり家族愛ありたまにシリアスありな和風コメディファンタジー。 《登場人物紹介》 神様に育てられた主人公・柳 爽 学園最強(最凶)陰陽師・南雲 清…

寿江は学校の帰り道で、奇妙な本屋を見つける。そこは、妖怪だらけの本屋だった。

　都市、では。噂がつきもの。 　 　不思議な話。人を誘惑する、あやしい話。耳にしたくない後味が悪い話に、人が人を恐怖させる話。 　と、 　云った――街談巷語で溢れている。 　 　…

十年ぶりに鈴ヶ丘の地に戻ってきた勇気。顧客のため現地での活動拠点を探す途中で少女と出会う。 十年前の借りを返してほしいという彼女に付きまとわれ、なおかつ伝言を預かっているという。…

カクヨム誕生祭2023 ～7th Anniversary～ イベント参加の為に書きました。