概要
産まれたことすら罪だというのか!
恒の国に産まれた仁海は、名家にも関わらず、生まれつきの病気で力を持ち合わせていなかったため、家を追放されてしまった。森の奥で妖怪に襲われ、窮地に立たされた彼は妖怪ともども自爆してしまう。来世は普通に生まれたいと願いながら意識を失ったが、次に目覚めたのはまさに『仁海』が産声を上げる瞬間であった......。繰り返される死の中で、徐々に積もりつつある怨み。終わらぬ悲劇を終わらせるために、自身の因果と蹴りをつけるために、彼は死を賭して時空を駆け巡る。
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