「伝えてますか？」を含む小説

ﾀﾋネタについての短編集です、暗い話となっているので、分けました。 Attention！ 重いネタとなっています。 短編なり。 あ、バリバリフィクションなのでご安心を。え？フィ…

　バルド王国の王女、ヒルデガルド。 　覇王である父を超える力を持ち、故に愛されなかった《忌み姫》。 　王の死後、彼女は王位を継ぐことを拒否。 　王権の象徴《王器》も継承せずに王城…

「レニー・フローレスとの婚約をここに破棄する！」 登場するや否や、拡声魔道具を使用して第三王子のフランシス・コロネルが婚約破棄の意思を声明した。 レニー・フローレスは『カナリ…

　橘学園の二年生であるヒカリは親友ソウタに宣言した。 「俺、卒業式の日に告白する」 　想いを寄せる容姿も頭脳も完璧な久代先輩の卒業が三日後に迫り、ヒカリはけじめとして告白を決意し…

これは安曇に伝わる人魂伝説を創作したもの。 ※小説家になろうでも公開しています。 ※絵本化を希望します。

これは私の大人の初恋記録。 アナタに出会えていなかったら、私は好きな仕事に出会えていなかった。あの時、アナタの背中を見たから今の私はここにいる。人生を変える1ページになった想いを…

なぜか人の頭の上に文字が見える伯爵令嬢ルイーゼは、自分に浮かぶ『悪役令嬢（破滅する）』を変えるべく、善行令嬢を目指し中！ ところがシルヴィールに詰め寄られ、正直に彼の文字『攻略対…

どうやら私は、交通事故に合い死んだらしい。 心残りと言えば、大好きな親友に好きだと伝えなかったこと。 でも、もうそんな夢は事は叶わないと思っていたが、、、？ 永遠の眠りに着いた…

長年の片思い。 素直に伝えられなかった想いと身分さに悩みつつも想いを伝えることは出来なかった。 思いもかけない再会に、今度は後悔しないように動きます。 からかわれキャラの赤髪…

　俺は、扉を開く。するとそこに、天使がいた。 　水を弾きそうなほど、つやと張りのある白い肌。華奢なのに、むちっとした太ももとお尻は、どこか妖艶な色気を醸し出す。 　たわわに実った…

　これは2022年に亡くなった私の母方の祖母が生前(おそらく私が中学生くらいの時)に記した手記を基にしています。 祖母が亡くなるまですっかり存在を忘れ去っていましたが、ふと思い出…

「おかえりお兄さん♪ 遅かったね残業？」 　ある日、あなた（お兄さん）が仕事から帰ると、年下幼馴染JKの桜川紗季が夕飯を作って待っていました。 　美人で、魔性的で、大人っぽ…

ある世界のある時代。 時は戦乱。 関東南部の豪族、大堂家の領内からこの物語は始まる。 人々は争い、謀り、裏切り、そして死んでいく。 それぞれの怒りと悲しみは、この世に数々の魔物を…

「私は雷太のことが好きよ。この世の誰よりも愛してる」ある日、当然俺こと新井 雷太の元へ俺が大好きな隣の家のお嬢様から送られてきたメッセージにはそんなことが書かれていた。 日常的…

　当館は、一身上の都合により、誠に勝手ではございますが、12月末日をもちまして、閉館させていただくこととなりました。半世紀近くもの御愛顧に心より感謝し、厚く御礼申し上げます。 　…

参考にするも良し、反面教師にするも良し、すべては貴方のフリーです。なお、このタイトルは作者の性格を表すものではありません。 無料《フリー》で書ける、読める、伝えられる。 もっと自…

始まりは親友からの電話だった。同僚が行方不明となり、捜査官の俺、キノシタ・カイトに行方を追ってほしいとのことだった。だが、手応えのないうちに事件は収束し、代わりに始まりを告げる別…

　自主企画『狂気が感じられる短編小説の本棚』に参加してみました。 　ー　ー　ー 　普通の大学生、横川和香。彼女は、恋をしていた。 　その相手は中学の頃の同級生、屋崎心晴。女同…

嫌でも理想のシミュレーションが頭の中で始まってしまうが、実際はシミュレーション通りに真意を伝えることができない。灯は、いつも自動的に脳内再生されるシミュレーションに振り回されてい…

彼のこと橋本悠に想いを伝えられずにトラックにはねられた彼女、田村綾が「悠くんに付き纏う尻軽女から守る！」という理由で恩返しのつもりで取り憑いた。 悠は誰にも言っていなかったが幽…