なかなかに前向きで明るく、陽気な主人公は成り立てホヤホヤの幽霊だった。
「大好きな彼に取り憑いて守ってあげよう!」と軽い感じで男の子に憑依しようと試みる。
しかしその男の子も曲者としか言いようがない個性派。
実は幽霊が見れたし声も聞こえたけれども、見えていないフリをする。
どちらのキャラクターも本当にポジティブで、幽霊ものだとは思えない程に作品全体が明るい雰囲気です。
不思議な魅力のある文章で、これからどうなっていくのだろうと、ついつい最後まで一気に読み進めてしまいました。
まさか、マジかと思う展開に、誰もが驚くに違いありません。
ふわふわしたお話が好きな方には特にオススメです。
一度読んでみて下さい。