松下真奈

死について考えることって、そんなに怖いことだろうか。忌避することだろうか。 大切な人に会えなくなることを想像すると、誰だって怖くなる。それは当然の心の動きだが、「死」そのものをた…続きを読む

　ある日常の一コマをきっかけに、手話の世界へ踏み出した作者様の綴るエッセイ。 　何かと余裕のない世の中。 政治家は頼りないし、多様性多様性ダイバーシティ！　と至る所で叫ばれるわり…続きを読む

　近い将来、あの戦争を体験した世代は確実にいなくなってしまう。 　後の世代に残すことが大切なことだと理解していても、戦争体験者が実際に自身の辛い体験を語り聞かせたり、手記として残…続きを読む

読み進めながら少し、懐かしい気分になりました。 おそらくある一定の世代なら多くの人が知っている、こっくりさん 度々訪れるブームで定期的に語られてきた、妖怪たち そういった要素が…続きを読む

　『死』について考える時、おそらく多くの人がネガティブな感情を抱くと思います。 　本作で起こる出来事は、現実に自分の身に起こったら……と想像すると酷く絶望的です。 けれど絶望と悲し…続きを読む

まず、とても面白かったです！ 物語そのものの面白さ、『数式✕バトル』というユニークな着眼点はもちろんのこと、大人の読者にとっては、別の楽しみ方も見いだせるお話だと感じました。 …続きを読む

堅さとゆるさ、雄々しさと女々しさ 短い中に、相反要素が凝縮されていました。 面白かったです。 家事の隙間時間にサクッと読めましたが、自宅で一人の時に読んでよかったなぁと思いました。…続きを読む

冒頭数行を読んで、「縄文時代。意外な着眼点」と感じたんです。 短いから、すぐに読み終えてしまえるんです。 けれど、だからこそ読者に考える余地があって。それは読者側に想像するように丸…続きを読む

　本作が実験的な作品という前置きは知った上で読み始めましたが、同作者様の代表品、『花とかけはし鶯』とは文の運びやセリフ回しが全く違って、正直戸惑いました。 でもこういう、「同じ人が…続きを読む