食う寝る遊ぶ

タイムスリップ、異世界転生、それらが気軽に転々と巻き起こる身で、あらゆる人生を経験していく。積んだ経験は無駄にならずに繋がり、次の世界の力になる。
果てしなく続く転生に、当人は馴染ませ過ごしながら、前の世界を懐かしむ。沢山の経験があるから起こる感情で、大変なことが起きていながらも、重くならない文章が良い。

縄文時代への転生という着眼点が斬新です。貝塚を作るほど貝を食べてもカロリーが足りない苦労がコメディタッチで描かれていて、究極のスローライフに笑わされました。色々あって、ラストである選択を迫られます。あなたならどうするか？　是非、ご一読ください。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（277文字）

冒頭数行を読んで、「縄文時代。意外な着眼点」と感じたんです。
短いから、すぐに読み終えてしまえるんです。
けれど、だからこそ読者に考える余地があって。それは読者側に想像するように丸投げしてる「余地」ではなくて。
そう感じるのは、何故だろうと考えましたが、多分「縄文時代」にフォーカスしたからかな？　と思いました。

素敵な物語でした。
ありがとうございます。

一度記憶を消去してから縄文時代で行きるのが一番幸福なんだろうなぁ。
見ろよ、文明人は時間に追われてばっかだぜ？

縞々パジャマで寝ていたら異世界転生！わくわくしてたらまさかの縄文時代。このスピード感がまず面白い！食べなきゃ死ぬけど貝を拾って食べるくらいのHP（ハングリーポイント）しかない。仕方なくせっせか貝塚を作る彼（彼女）。生きるためにはカロリーが必要だ！

「１円を拾うのに２円分の労働力が必要」とか「笹の葉に栄養は殆どないけどライバルがいないからパンダは笹を食べ続ける」など、分かりやすい表現が目白押し。ただの面白縄文時代短編じゃあございません！

コメディ調だけど言ってることもやってることも理にかなっていて腑に落ちる不思議な作品。作者様のセンスに脱帽です。ぜひご一読ください！

とにかく文体が読みやすく、サクサクと読み進めていける。それで、笑わされる。なのに、ちゃんと社会的な問も投げ掛けてくれる。
面白いです。是非読んでみて下さい。

今日、笑いが足りないと思ったら、ぜひ一読してみてください。

そこには縄文時代が広がってます。

作者の驚きの発想に拍手です！

まず設定が面白いです！！どこからインスピレーション湧いてくるんでしょうか？ギャグも多くHPのくだりはさらっと流している割には笑うこと間違いなしです。

昔のCMを思い出しました。
確か井○陽水さんが出ていた気がします。