「それだけ」を含む小説

　度重なる戦争で古代の歴史の殆どが消失した現代、人類は一時的な平和を謳歌していた。 　ある日、魔の森と呼ばれる、恐ろしい区域にとある事情で訪れていた男は、旧い魔術式で組み立てられ…

※今の作品の更新日は二日ごとの零時投稿です。更新日の明後日零時にはまた、更新する予定という流れ。遅れる場合はTwitterにて連絡させて頂いています。→@kenman0 　七月…

こんな事があったという、ただそれだけの話です。

――まるで、恋愛小説みたい。 「私」は不思議な部屋へと迷い込んだ。それだけじゃない。「私」は「私」が誰なのかも、何故ここにいるのかもわからない。でもこの部屋は、知っている気がす…

特に細かい理由は無くて、そんな運命的な出逢いをした二人がいたかも知れない、ただそれだけのことです。ふと、そんな素敵な出逢いを表現したいと思ったので書きました。

いじめられたくないから。 そういう消極的な理由で私たちは日々選択を繰り返す。 それがいいとか悪いとかじゃなくて、自分を守る、それだけのために。 ベストじゃなくていい。ベターな、無…

大学生になった幼馴染みの純愛のおはなし。読んで、ほのぼのしてください。

ごめんなさい。作中の女の子同士の百合ではなく、花の方の百合のことです。 部屋に、母の好きな百合の花が生けている。 私はその香りが大っ嫌いだ。それだけだ。

高校生時代の知り合いがいなくなった。 俺が当時、彼女について抱いていた感情を、どのように表現してよいのかは未だに判然としないのだが、少なくとも好きだとか嫌いだとか、ゼロかイチか…

魔王軍のロリコン屍兵が勇者に惚れた。 それだけのお話。 　 気が向いたら続きを書きます。

勇者との戦いに厭いていた魔王は、紆余曲折の末に勇者がどういうものかを理解する。 それだけのお話です。

かつて、魔法は存在しなかった。 存在するのは「法術」と「魔術」 なにが違うのかといえば、人間が使うのか、魔族が使うのか、それだけだと思っていた――。

あの頃の等身大の思ひ出を、今。 友人の話が面白かったので、少し脚色を加えて短編にしてみました。 やっぱり青春は良いですね。こんな青春送ってみたかったな笑

21世紀半ば、2度の大きな戦争の結果、世界は大きく2つに分けられた。敗戦を余儀なくされた側を僕は「知らざる者」と呼んだ。僕等の脳にはマイクロチップが埋め込まれている。真実を知るわ…

恋愛ミステリです。 手がかりはきちんと提示しますので、良ければ謎解きしてください。 ---------------------------------------- たった二…

「ハーレム禁止の最強剣士！」のアラツグとスュンが現代の日本に転生して、婚約者どうしだったらどうなるのか？　というＩＦの物語を書きました。 しかし特別「ハーレム禁止の最強剣士！」を…

東京に行きたい。それだけの理由で都内の大学に進学した日向寺修は、日々を無為に過ごしていた。ある日、修は生粋の音楽家である時森司と出会う。司の圧倒的な才能と仲間の情熱に当てられて、…

景色。それは、小説において主人公が居る場所の雰囲気、空気を表し、時には全てを知っているかのように主人公の心情を表す。 というわけで、私を主人公にして景色を書いています。 それだけ…

本がどうしようもなく好きで、自分でも書き物を始めてみた女の子がいました。 だけど、いつしかちょっとだけ、物書きが持つ本来の意味とズレてしまったお話。 「それはとても必要なことで…

一番身近な異性で、一番理解が難しい家族。それが兄妹。 頼りになる兄や可愛い妹がいれば、情けない兄や生意気な妹もいる。 そんな普遍的な家族のお話を敢えて書きたくなった、ただそれだけ…