「終末SF」を含む小説

【現在、本作の改稿版を某賞に提出しており、レギュレーションの都合上、一時的に非公開とさせていただいております。結果が出るまでしばしお待ちいただけますと幸いです。】 戦争と環境…

夜中に、久々にショートショートでもどうでしょう

歌に満ちた美しい「みどり」の森の中で一人の青年は目覚め、少女と出会う。青年は、自分が何者であるのか、この森がいったい何であるのか、なにもわからなかった。少女もまた同じだった。過去…

どうやら地球は終わるらしい。時間の停止した世界を歩いて、君へ会いに行く。 『会いたかった。でも、空が光って綺麗だよ。見てみなよ』

『宇宙人』に攻め込まれて、地下へと逃げ込んで生活を続ける人類。 日々奮闘するが『宇宙人』の魔の手はじわじわと人類を追い詰める。 かつて、最愛の人を『宇宙人』との戦闘によって失…

世界が滅びるそのとき、わたしは鮫です。レモングラスの香りのクラゲを水槽に飼って、海中で夢を見るのです。

地球最後の日、そんな日でも僕は彼女と上海蟹を食べる。

西暦2094年。 突如飛来した純白の隕石の爆発によって上空から大寒波が襲来し、地球上の99％の人間が凍死した。 寒波の影響で一瞬の内に都市機能も凍結。 まるで人類の痕跡を塗り替え…

世界の終わり……戦争....エネルギー問題....様々な問題があった世界はもう文化を感じさせないほどに崩壊してしまった。そんな世界に残されたある少年と少女の、楽しさ幸せを探し、迫…

　その日、肌と肌が触れ合うだけで人体が融合してしまう謎の同化現象が全人類を襲った。 　人間を吸収しては巨大化していく肉塊。それは地球外知的生命体による人類への攻撃か、あるいは人類…

ちょっと変わった世界観。 一人の長老の昔話が始まります。 それは果たしておとぎ話か、真実か。 世界の真実を知る者はもう残されていない。

SF短編を掲載していく予定です。 1.世界が終わる夜に転生するババア 世界が終わる夜に転生すると言い出したおばあさんと娘たちのお話。

【完結済】 とある世界とある国。大戦の功労者であったはずの黒鷹将軍ラオインは謀殺されようとしていた。 重傷の彼が次に目覚めれば、目の前には見知らぬ少女。 何者かにすくい上げられ…

　日本時間の十月十四日午前十一時四十八分、三時間後に世界が終わることが発表された。後たった三時間で世界は終わる。そんな終わる世界の物語。 　ただこの世界には大きな秘密がある。 　…

2033年、地球はオームと呼ばれる異星人から侵略を受けた コンピューターを無効化する敵に対する人類の持てる武器は、己の命しかない 斯くして、人々は再び神風を願う事となる そ…

クリーンな緑園特区で何不自由なく育った少女ユメは、「へびの少年」に、 荒廃した地区で一人生き抜いてきた少年ルカは「狂科学者の女」に出会う。 世界を救おうとはもう思えない若者たち…

不治の難病に罹患したジョー。延命のために提示されたのは義体化と電脳化だった。 高度に発達した科学が命を救い、娯楽を供し、未来を推論し、ヒトのあり方を変えてゆく。 予言機械が告げる…

地面に落ちた古びた日記帳。そこに記されていたのは、持ち主だった大桃 樹(ｵｵﾓﾓ ｲﾂｷ)が目撃した人類の終末と世間の混乱。 何もかもままならずに終わりゆく世界で、彼は何を見て、…

男は孤独だった。 クリスマス・イブの夜、人を探していた男は、真っ白で清潔な、とある施設を訪れる。そこは無人かのように思われたが……。 その日、小さな奇跡が産声をあげた。 全3…

第三次世界大戦。それは核戦争となり、地球のありとあらゆるものを焼いた。人口を数万人にまで減らした島国の人類は著しく悪化した環境を原因に地下深くの都市シェルターでの生活を余儀なくさ…