鳥籠楽園の幼妻

作者 冬村蜜柑

89

31人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

今回はSF恋愛ファンタジー
ギミックのような言葉が宝石のように散りばめられている
ゆっくり読みたいので予定押してしまったことが悔やまれます
どの恋愛小説よりもふわふわでキラキラな恋愛を期待しています
その期待をいつも200%叶えてくれる筆者です
読み切れたとき溢れんばかりの思いを描きに来ます

★★ Very Good!!

幸せを知らない軍人がたどり着いたのは、幸せに満ち溢れた鳥かごの楽園だった。

黒鷹将軍ラオイン・サイード・ホークショウ
彼は戦いに明け暮れ、戦争の最中数々の功績をあげたが、最後には国王陛下に裏切られ、重傷を負った。失意のうちに殺されるはずが、青い光につつまれ、気がつけば美しい花の咲き誇る楽園にいた。
彼を助けてくれたのは綺麗な少女だった。彼女は、ラオインのことをお人形さんと呼ぶ。
楽園に暮らす純真無垢なる少女との出逢いが、彼に幸せを教えることとなる。

ふたりきりの、とても、とても幸せな物語です。
この楽園は鳥かごであり、不穏な綻びもありますが、ふたりの愛がそれを繕い、幸福が破れることはありません。読み進めるほどに胸が暖かくなり、ふたりの愛の尊さにほあと感嘆が洩れます。どんな細やかな幸福も取りこぼすことなく、ひとつひとつ、拾いあげるような著者様の筆運びには感服する他にございません。
ふたりの幸せのおすそわけをもらっているような、素敵な読書時間をいただきました。ほんとうにありがとうございます。

あまやかな幸せのお味を口いっぱいに頬張りたい読者さまはぜひ、この物語を紐解いてみてください。花色の風が、あなたを楽園に導いてくれるはずです。

★★★ Excellent!!!

 とにかく主役二人の仲が甘々。ソースイート。
 しかも初々しさが常にあり、ついつい「なんだよもう末永く爆発しろ!」と応援したくなってしまう。
 
 しかしながら、作品タグにもあるように、本作の舞台は「ある意味ディストピア」と呼べるもの。
 甘い甘い蜜月を送る二人の周囲には、苦くて辛いあれこれが。詳細はネタバレになるのでここでは伏せるが、とにかく想いだけではどうにもならない様々な問題が二人を取り巻いている。

 普段は甘々、時々ハラハラ。二人の愛は輝くけれども、世界はいつも薄曇り。
 読者は、二人の甘い生活にニヤニヤさせられつつも、ハラハラしながら見守る気分にもさせられる。そしてそれがとても心地よい。つまりはそんな物語。

★★★ Excellent!!!

その物語のページをめくると、そこは二人ぼっちの幸せいちゃラブな鳥籠の中でした……

戦争を戦い続け、その果てに裏切られ傷ついた青年ラオインさんと、独りぼっちの鳥籠の中、寂しい想いを感じ続けながら暮らしていた少女ルリちゃん、この二人によるとても甘々な物語がとても甘くて、読んでいるだけで心もとろけてしまいそうです。

最初のところは確かに本当に彼らは幸せになるのだろうか?色々な謎もあり、ラオインさんは裏切られたことで、ルリちゃんは一人ぼっちであるがためにお互い傷ついている状態からでした。
そんな二人が、この鳥籠の世界で出会うことで、二人の物語が動き始めるのです。
最初のところで過去を重く感じてしまう方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
今まで多くの恋愛小説を描いてきた冬村蜜柑先生によるイチャイチャあまあまな二人の生活が約束されているのです。
そのイチャイチャあまあまな生活も、かつての過去があるからこそより深く、彼らに幸せになってほしい、もっと彼らの幸せな生活が見たい、そう思ってさらにその物語にのめりこめるような作品です。

皆さんにもぜひ、このイチャイチャラブラブなふたりぼっちの鳥籠を覗いて見ませんか?
きっとあなたの心も甘くとろけるような想いで心が満たされると思います。

★★★ Excellent!!!

ひとの不幸は蜜の味と言いますが、しかしながら幸せな様を見るのは、もっと甘く蕩けるように素敵なものなのです

ということを、説得力十分に教えてくれるのが本作です


平和のための戦いに明け暮れた主人公と、閉じた楽園の少女が出逢うとき、我々はいっぱいの幸せを噛み締めることになるでしょう
具体的には、砂糖菓子の弾丸的なもので胸を射貫かれます

あまりのことに悶えてもんどりをうち、顔を両手で覆うことになるでしょうが、それはきっと正しい楽しみ方
存分に悶えましょう


さああなたも、めくるめく幸せの甘さを味わうために、ページをめくってみては如何ですか?
とてもとても素敵なものを、眼にすることが出来ると思いますので