「現代ドラマファンタジー」を含む小説

これまでの短話を集めました。主にKAC参加作品です。

人より猫の多そうな路地の店に入りなよ

友人同士である、関西からの転校生の七宮 蛹(さなぎ)と、東京生まれ東京育ちである藤原 菫(すみれ)は祭りに向かった。 そこで二人はずっとこの地域に住んでいる菫ですら知らない、不思…

怖い物語から奇妙な物語、ほっこり温かい物語など取り揃えています。 『奇』の物語…ちょっと不思議な世界。後味は良くないです。 『恐』の物語…怪談を中心に恐い話。 『血』の物語…血…

小さなアパートで同居する母親に人生を狂わされた少年、双子坂　哉汰（ふたござか　かなた）は、母の脅しで酒を買いにコンビニに出かけた。 母の支配に恨みを重ねる彼は、そこで人生を変える…

日の出前に目が覚めて、町から町へとひたすら歩き、春を届ける。夕方になると眠くなり、木陰や茂みで黎明を待つ。そんな春の配達員が出会う、儚く美しい四季の物語。

俺は、あの教授がキライだ…。 文学部１年の長谷部彰は、人間の存在に理解を示そうとしない数学科の秋山教授を改心させるために、自身がそれを証明しようとする。 彰の逆襲が始まった。

【あらすじ】 　――ひと月の猶予で、あなたは何をしますか？ 　大学四年の冬、僕は突然として余命一ヶ月を宣告された。僕は、その事実を受け入れられずに、家に引きこもり自堕落な生活を…

　ある日、魔界の令嬢が空から降ってきた。東京の将軍は少女を保護するも、そこへ追っ手が迫り来る。 　ここで格好良く敵を撃退できればいいのだが、将軍が許可なく戦うのは違法なのでマズい…

異世界から現代モノまで思いつくままに。

八月六日。私の誕生日。私の、最後の記憶。 女子高生の幽霊・サクラは、唯一自分の姿を視た刑事・梓に自分の遺体を探すよう依頼した。

大学二年生の夏、漠然とした不安を抱えながら、昨日の繰り返しを続ける毎日。 高校生の時、当時付き合っていた彼女に「君は友達だった時も恋人になっても何も変わらないね」そう言われたこと…

　前世、妹が「これ兄貴の思考に似すぎ」と話してた世界に転生したっぽい。 　それだけならまだしも、そんなゲーム主人公（総受け）の護衛が俺の仕事になってしまったらしい。 　死ぬほど…

人が飽和し、死の価値が薄まった現代社会。 その弊害は、思わぬところで発生していた。 死後の世界──そう、天界と地獄の、深刻な人員不足である。 これは死を望む少女を、天使と死神が…

死因が不明の、奇妙な発作死が相次いで起こっていた。 札幌市で機器のセキュリティテストを生業にする南戸進は、 寺生まれで幼馴染みの刑事、田原道地と共に事件へ足を踏み入れる。

この物語は主人公　津山萌衣が絵本作家である母、津山雪子を亡くす所から始まる。７歳の時に母を亡くした萌衣は父と２人で暮らしていたが、すぐに父は再婚し何不自由なく萌衣は暮らしてきた。…

時間を超えて一人だけを求めたその願いは聞き届けられた。

時の流れの中で、何気ない日常の中で、忘れかけている思い出。心の奥底に潜む、かけがえのない想いを掘り起こす、不思議な喫茶店の物語。喫茶店で出会った奇跡が、あなたの運命を変えていく。…

【電撃大賞用あらすじ】 相模あかりはある夜、天啓のような〈声〉を聞く。その内容は、あかりが世界の存続を左右する【魔王】と【救世主】のうち、【救世主】に選ばれたことを示していた。自…

自他共に認める、どこにでも居る普通のOL、リツカ。今日も今日とて冴えない一日だったが、とある出会いを境に彼女の生活は一変…はしないけれど、少し不思議な日常が幕を開けた。 　 　お…