「＃真夜中」を含む小説

滅亡寸前な国の王女と騎士が最後の晩餐を食べるお話です。 ※美味しい話＆恋の話 短編小説コンテスト受賞作品。富士見L文庫様から発売中のアンソロジー『飯テロ 真夜中に読めない20人…

昔からバレンタインデーには「涙」しかない。 そんな高木が入社して一年目の二月一四日、女上司の村上さんと飲みに行くことになった。 バレンタインデーに女性と肩を並べて歩いているのが不…

坂の下には、ちょっと不思議な喫茶店がある。 その喫茶店に惹かれる木戸愛美は、大学の友達とおしゃべりして、帰りが遅くなったある日、ずっと気になっていたその喫茶店のオーナー冨樫と出…

「菜の花ってマズイよな」 生徒の一声に、国語教師の姫川は教壇に両手をたたきつける。 料理が好きな国語教師として、菜の花のおいしさを言葉で伝えられないのは屈辱的であり、負けるわけに…

二歳年下の光太郎から「ラブレターの書き方を教えて欲しい」と頼まれた。 よろしい。この人気恋愛小説家（自称）のお姉さんが手伝ってあげましょう！ ※2017/12/15発売 短編…

これは夢の話ではありません。

ひと夏のちょっと冷たい物語。 一人で真夜中に見ることをお勧めします。

小学二年生の真中結衣は、真夜中にトイレに行って外が異様に明るいので、夏に見た花火を思い出して、家の外に出る。 隣家の放火で結衣の家も類焼で家族全員焼死、結衣は児童養護施設に引き取…

少年Aは愛犬のココを連れ、真夜中の散歩へと出かけた。 愛犬のココは歩くことが出来ずに引きずるように、少年Aは歩いた。 そうでもしないと少年Aの心は落ち着かないのだ。 少年Aの精神…

とある小さな田舎町には、ある一つの噂があった。 「毎週同じ曜日の真夜中に、昔あった映画館が復活するらしい」 と。ある少年は、そのどこか不可思議な噂を辿り、噂の根源へ向かう。 失わ…

「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」 ふだんは強気な姉が発したＳＯＳ。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水…

眠れぬ夜を歩くとき、僕らは違うドコカに迷い込む。

ある真夜中、僕は床下からせり上がってくる妙な音を聴いた。 部屋の下で何かが起こっている。不穏な何かが。 その鍵を握る「眠れる盛り土美女」とは一体……!? そして僕は墜ちてゆく――。

主人公が料理を作るなかで、生と死、人生を実感していく物語。

伊右衛門千夜、初の詩となります。 真夜中のテンションに任せて書きました。すみません。（先に謝っておく）

月の綺麗な夜は、夜陰の虫がよく見える。 美しい幻想の夜、私は真夜中の蝶を追って、森の中をさまよっていた。 孤独な放浪の果てに、私は一人の少女と出会った。

思いつきの羅列。人生の意味。愛。

これは第三次大戦後の日本連邦司法省治安維持局の一等司法捜査官三条聖の物語。テロ組織「真夜中の蝉」の高麗民主共和国首相爆殺が行われた「あの日」以降、テロが多発するようになった日本連…

仕事一筋だった主人公は四十代半ばにして、若く美しい妻をめとった。それから半年は順風満帆な生活を送っていたのだが、近頃は深夜に目が覚めると、決まって部屋の暗闇から不穏な気配を感じる…