「終わらなかった」を含む小説

どうも、名もなき主人公です。 突然ですが、これから父を殺します。 劣性遺伝子の根源は、私の代で終わらせます。

冬が嫌いな高校生・雨宮 冬華はある時、記憶にない人の夢を見る。 冬華はその夢が何を意味するのか悩み、幼馴染の相生 水稀に相談する。 平穏な日々を過ごしていた冬華だったが、ふと…

日本に未曾有の内乱を招いた異形の王権・後醍醐天皇は「中継ぎ天皇」！？ 二度にわたる鎌倉幕府「討幕計画」。 臣下が君主を罰する先例として挙がる「承久の乱」。 ついに始まる幕府に頼ら…

花緑青(はなろくしょう)とは、明るい青緑色のこと。その鮮やかさから『エメラルドグリーン』とも呼ばれている。 花緑青の顔料は、絵具や建築用塗料として盛んに利用されていたが、有毒であ…

容姿、魔術の実力に身分、全てにおいて最高なハスラム。 ただ、幼なじみのオリビエにだけには、弱い。 幼い頃に「オマエなんて嫌いだ」と、どんなところにも付いてくるオリビエに仲間の手前…

蜂の駆除を専門とする民間会社『スピアーズナイフ』 その会社にこの度、一人の高校生というか弱い少年が入ることとなった。 その少年と職場の先輩との蜂との戦い。それが今幕を開ける。

地元を愛して何が悪い！

【夏の短編】夏休みが終わって退屈だ。そんな時サルが街に出たニュースを知った。 警察も役所の人も捕まえきれず手こずっているらしい。 だったらオレたちが一番早く捕まえて有名になっ…

　――私は、ここサロニアムの丘の上に立つと、どうしても思い出してしまう。 　もう……よせばいいのに、思い出してしまう。 　思い出したところで、人生は何も変わらないのにな。 　…

　ジギタニア王国に１５年前突如として現れた巨大迷宮、「タリスマンの迷宮」。平和な街は壊滅し、王は迷宮調査を命じた。迷宮の調査を進める宰相は迷宮攻略省（ラーム）を設立、ギルドを置い…

　その日。とある市立総合病院で、一晩のうちに１３人の患者が原因不明で相次いで亡くなった。 　そして、騒ぎはそれだけでは終わらなかった。　 　翌日には、気温より低い体温に、呼吸なし…

　俺は一人家で夏休みの残りの課題を終わらせるのに必死だった。その時、キッチンから聞こえた物音が悪夢の始まりだった。

とっても我儘なアイスの国のお姫様はある日、太陽の国の王子様に恋をしました。 娘を寝かしつける際にその場で作った物語。 娘に話す際には無理矢理ハッピーエンドにした物語を、本当は…

「寒いな」 二人の会話はいつも、その言葉から始まる。 "英雄"レオは檻に背を預けて、"災厄"ハウは檻の中で蹲って。 肩書きだけならアンチテーゼであっても不可思議ではないのに…

世界に"神"が顕れて、霊長の時代は死んだ。 此処に在るのは、人外と人類種との、終わらない闘争の地だ。 カイト・スメラギは死地にて出会う。 蠍の姿を併せ持つ――彼にとっての"運命"…

突然に、いや、必然的にその日は訪れた。ついに朝鮮民主主義人民共和国軍が38度線を越境し朝鮮戦争は再開された。漢大統領による融和政策によって在韓米軍は撤退しており大韓民国軍は一部の…

自殺願望のある青年は、岸壁で一人の少年と出会う――。

人の命は星のきらめき。 雨が降っても、夜明けが来ても、星は天に輝き続ける。

親友と家族を自分の選択で死なせた【大野楓】は自分が「疫病神」なのだと気づくと同時に自分を愛してくれた恋人【佐藤ひまわり】を守るには、「疫病神」を自分自身で終わらせなければならない…