概要
【日本史】なぜ教科書はこれほど「面白い歴史」を数ページで終わらせるのか
日本に未曾有の内乱を招いた異形の王権・後醍醐天皇は「中継ぎ天皇」!?
二度にわたる鎌倉幕府「討幕計画」。
臣下が君主を罰する先例として挙がる「承久の乱」。
ついに始まる幕府に頼らない天皇親政「建武の新政」。
理想と現実を知った「南北朝の動乱」。
室町幕府に合体するも、かつての信念未だ忘れぬ「後南朝」。
理想として掲げられた平安と、当代である鎌倉・室町。
やがて南北朝時代は、明治維新と戦前教育にも大きな影響を。
教科書ではなかなか詳しく触れられない、でも絶大なる影響を身分差なく与えてきたこれらの歴史を簡単解説!!!
二度にわたる鎌倉幕府「討幕計画」。
臣下が君主を罰する先例として挙がる「承久の乱」。
ついに始まる幕府に頼らない天皇親政「建武の新政」。
理想と現実を知った「南北朝の動乱」。
室町幕府に合体するも、かつての信念未だ忘れぬ「後南朝」。
理想として掲げられた平安と、当代である鎌倉・室町。
やがて南北朝時代は、明治維新と戦前教育にも大きな影響を。
教科書ではなかなか詳しく触れられない、でも絶大なる影響を身分差なく与えてきたこれらの歴史を簡単解説!!!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!朝廷まさかの丸投げと日和見幕府
南北朝の事の始まり。
崩御の前に天皇が「次の天皇を誰にするのかは、任せた!」
と、幕府に丸投げしたのが元凶でした。
幕府は当然困惑しますよ。
二人ぐらい「我こそは!」という人物が現れたので、
どちら側にも恨まれたくない幕府が「じゃあ、それぞれの系統が一代ずつ交代で即位をしたら?」との、日和見政策。
途中で「一代ごとに交代だとぅ? 俺はそんなの聞いてねえし」
と、勝手に即位しちゃう奴が、当然出てくる。
で、順番を抜かされた方の朝廷が怒り出す。
戦をする。
疲弊する。
そのうち、どちらからともなく「この辺で和睦しねぇ?」と、持ちかける。
発想が、とてもシンプルです。
やっと無意味な南北朝時代…続きを読む