手塚エマ

主人公が悪魔から授かった『異能』。 読んだことないです。 珍しい。 また神との戦闘シーンも血飛沫ブシャーッではなく、とても静か。 これはこの小説全体に流れている、 ある種の静けさ…続きを読む

パチンコの技能で桶狭間の布陣を敷いた信長も信長です。 彼の常人を逸した側面が上手く描かれている作品です。 筆者様はパチンコをされるのでしょうか。 桶狭間の戦いは諸説乱れる戦いです。…続きを読む

自主企画から来ました。
文章が整っていて、スラスラ読めました。
思ってもみなかった真相に「ひぃ～」となりました。
愛は時には狂気にもなる。
そんな小説です。
面白かった。

おずおずと言った感じで、オメガの主人公を常に庇い、
案内をする騎士団長がいじらしいです。

恋に落ちてしまった者特有の恐れや戸惑いが丁寧に描写されていて、
心が温まる話です。

異世界で名前を奪われた少年が、存在の証明ともなる自分の名前を
思い出すため、魔王の元へ会いに行きます。
名前を奪う、という発想が面白いなと感じました。

替え玉にされた主人公の行く手には、
いくつもの困難が待ち受けているでしょう。
でも知れをどうやって切り抜けていくのかが楽しみになるような
小説です。
面白いです。

安徳天皇が下関で源氏に攻め込まれ、 海に沈んだことまでは有名ですし、知っていましたが、 それまでの過程がよくわかる作品です。 義経のキャラ作りもこの作品の良いスパイスになっています…続きを読む

海中特攻鳴る者があったことを知りませんでした。 人の命を何だと思っていたのでしょう。 しかも自分から特攻を志願するほど洗脳された若者が、 どれほど無駄死にしたことか。 実話の重み…続きを読む

仕事ができるできないで、古株の主人公が新参者に噛みつかれます。 でも、どれも古株主人公には刺さらない。 古株はそんなにやわではない。 やり返す古株のセリフの方が機関銃。 二人のやり…続きを読む

文章が整っていて、とても読みやすい作品です。 異世界の警察が求人広告していたため、応募をしたら殺人課に配属されたという 発想が面白い。 殺人課でバディを組まされたバディとの関係も、…続きを読む

文章が簡潔で無駄がない。
大変読みやすかったです。

魂レベルで深く繋がった二人が時には微笑ましかったり、
時にはハラハラさせられたりしましたが、
面白かったです。

自主企画からきました。 主人公の湊がなぜ『美少女落とし』のゲームをやめられないのか。 理由を知ったら胸が少しきゅんとなりました。 美少女達も本当は寂しいんだろうな。 周りからちょっ…続きを読む

銀髪ロリばーさん幽霊だとかゴスロリとか買い物に行くとか同居するとか、
自由奔放で可愛いですよ。

自分から心霊写真に入り込んでみせるとか、
サービス精神も満載です。

自主企画から来ました。 孤高の美少女に振り回されているだけのようで、実は彼女も『僕』との距離感を はかりかねているようで。 『僕』、結構愛されていないかって感じてしまう二人です。…続きを読む

「さよならは」の句が好きです。
少年らしい清々しさを感じる短歌集。

手を繋いだだけで紅ほっぺ。 付き合い始めてまだ日が浅いのかなと思わせる。 私は、最初の句が好きですね。 カランコロンは下駄でしょうか。 この一節で浴衣姿なのかなと想像できる。 そ…続きを読む

ぐるぐると　渦巻く夏は冷めやまず　青が隠れて暗くなるとも いかにも暑そうな一句です。 ぐるぐるの言葉選びがいいですね。 暑くて眩暈がしそうな心境が上手く表現されていると思います。…続きを読む

耳から入ってくるよう様々な音を詠んだ作品が
多く見られました。
最後の一句が私も好きです。
音と一緒にひとりでどこまでも飛んでいけ。

ウォーホルにありそうとの句が好きですね。
目の前のポスターにありそうで。
カッコよくてキレのいい作品集です。

デラウェアが好きですね。
君は高価なデラウェア、だけど僕は……。
の切なさが伝わってきました。

登場人物の癖が明快で面白い。 ファミレスとは思えない。 加えて主人公が百合傾向。主人公もクセ強だ。 私はファミレスで働いたことがないので、お仕事描写も興味深い。 バックヤードはそん…続きを読む

自主企画から来ました。 模擬テストの成績や偏差値だけで子供を評価する毒親。 そういうおめーはどうだったんだよと、私はいつも思います。 親をねじ伏せたくて勉強や数字に取りつかれ、 疲…続きを読む

自主企画から来ました。 吸血鬼との戦闘要員として、 訓練を受けることを引き受ける主人公。 ありふれた日常の中に入り込んで来る戦争の陰。 頭はいいけど、ちょっとどんくさいという普通の…続きを読む

『レビューを書き合いませんか』自主企画から来ました。 ボッチで魔法も使えないポンコツが、何やら戦闘の場において 彼を下に見てあざ笑うクラスメイトもびっくりな魔法を繰り出しそうな 雰…続きを読む

自主企画からやってきました。 戦闘に使えそうなスキルはなくても、美味しいスープを作るスープで 覇気のない村人を元気づけることはできる。 このまま温和なスローライフが続くのか。 アク…続きを読む

自主企画から来ました。 キレッキレダンスを披露されたら惚れちゃったっていう シチュエーション、よくわかります。 私もダンスが上手い人によろめくタイプです。 人間じゃなくて動物的です…続きを読む

自主企画から来ました。 陰のダンジョンヒーローを名乗る主人公。 自己顕示欲の塊のような中二病者だが、ダンジョンの攻略は真面目に行う。 そして相棒は幽霊？ だが、意外にも幽霊はダンジ…続きを読む

登場人物が、その性格や才能により十六のタイプに分かれて呼ばれる設定が 面白いと思いました。 そんな最強集団十六名が血まみれになるところから 物語が始まっていて、えっ？となる。 えっ…続きを読む

舞台設定が深海というのが面白かったです。 人物描写もきちんと描かれていて、個性があります。 その主人公の相棒となったヒロインは深海の宮殿を出て、 地上で大暴れしたがっています。 主…続きを読む

息も絶え絶えに縋りついてきた手を振り払い、逃げる主人公。 逃げて逃げて逃げ回り、行きついた先は「自分は人を助けたい」。 はたして彼はその本懐をどのように遂げることができるのか？ 襲…続きを読む

主人公とその家臣の描写が上手いなあと、まず思いました。 それぞれの性格や風貌がちゃんと描写されている。 後は点々と餌を与えるように、伏線が張り巡らされて、 続きを読まずにはいられま…続きを読む

不思議な疾走感のある作品。
ひとりの人間が全部体験しているのか。
それとも僕、俺、私の誰が体験している世界なのか。
分からないけど、分からないゆえの面白さがある。

幽霊になってから、同じく幽霊になった猫を探す白猫ちゃん。
白猫の散策にに付き合う形で、
主人公が引きこもりを解消していく流れがとても自然です。

出産から授乳の痛みまで、事細かに出産、子育てについて書かれています。
転生しても母は強し。
こんな風に愛情いっぱいに育てられれば、
逆に冷たい父親なんかいらないね。

猫に転生した主人公が安易にしゃべることができるのではなく、
必死に猫なで声で空腹を訴える様子が可愛らしいです。

嫉妬深い彼氏の過干渉に疲れ切った少女と、 主人公はエレベーターの中で一瞬だけ目があった。 以来、お互い思い出さずにいられない存在へと変貌する。 主人公が彼氏と同居している彼女の部屋…続きを読む

殺人のノリが軽い。軽すぎる。
それがまた面白い。
職を共にする女性上官のツンデレも可愛い。

食べ物に関して偏食家ゆえに、普通の人間ならば食べないものに
食らいつくお嬢様。
食べるためには何でもします。
その一線の振り切り方がぶっ飛んでいて面白い。

描写が的確で丁寧なので、物語の世界にすっと入り込みやすい。
「わはははは」
とか言いながら、美女を脇に抱えてかっさらう吸血鬼のイメージを覆す、
ハートフルな作品です。

薔薇十字団は聞いたことがありますが、どういった目的で結社された 集団なのかはわかりませんので、興味を持ちました。 最初からバトルがバチバチ。 どっちがどうなるのかで、引き込まれまし…続きを読む

オムニバス形式の短編小説の連作です。
澄み渡る青空の下、出会って別れ行く男女が美しい文章でつづられています。

自分の無能を諦め、達観していた少年の成り上がり物語。
バディとなった相棒の助けを得ながらも、己を信じて転んでも転んでも立ち上がる
展開がいいなと思いました。

わからないから面白いんじゃなくて、わかるからこそ面白い展開。
テンポが良くて、読みやすかったです。

自主企画から入ってきました。 アクションシーンがバラエティに富んでいて退屈しません。 主人公の歩む道も明確で、戦う理由も明確です。 Web小説に疎い私でも楽しめます。 王道のWeb…続きを読む

文章が過不足なく書かれていて、ストレスなくスムーズに読めました。 母親からのDVとネグレクト。 過酷な環境の中で生き抜いてきた主人公の過去が 気になりすぎです。 えっ？　っていう展…続きを読む

まずは文章力の高さを評価したいです。 ファンタジーなのに目の前で実際に起こっているような 感覚さえ覚える筆力の高さ。 バディものですが、なれ合いではない。 キャラの個性の確立も魅…続きを読む

私はアレルギー体質なのでペットを飼えません。 こうして他者様の猫ライフを拝読すると、うらやましい限りです。 いろんな性格の猫が登場するようなので楽しみです。 猫の可愛いは無敵です。…続きを読む

戦争なんて日本にいたら関係ないと思っている。 それがもし実際に起きたとしたら、どうなるのか。 どうするのかが描かれた作品。 わたしだったら、どうするのかなを考えさせられました。 …続きを読む

ささくれだった心をそのまま文字にのせたなら、
こんなにもたくさんの人の共感が得られるのです。

とても硬質な文体であり得ない戦争の描写がなされているために、
笑っていいのか躊躇しました。
結局最後のオチで笑わされ、敗北を期した次第です。