概要
「さよなら」は 言わない言えない それがいい 君の名残が 夏が今でも
「僕」はここに。
「君」はいない。
「別れ」は二人を引き裂いて。
「さよなら」は言わずに、
「僕」は「君」を想う。
「君」には届かないのに。
初めての短歌集です!
中学1年生、人生経験の少ない子供の書いた短歌なので、至らない所も多くあると思いますが、読んで頂けると嬉しいです!
「君」はいない。
「別れ」は二人を引き裂いて。
「さよなら」は言わずに、
「僕」は「君」を想う。
「君」には届かないのに。
初めての短歌集です!
中学1年生、人生経験の少ない子供の書いた短歌なので、至らない所も多くあると思いますが、読んで頂けると嬉しいです!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!君だけいない夏、でも「さよなら」は言わない
すごい詩だ。
「君だけいない夏が来るんだ」——この一行で全部終わってる。秋冬春と過ぎて、また夏。時間は進む。君だけ置いていって。
残酷?いや、違う。これがリアルだ。
作者は賢い。泣かない。ただ夏を描く。夕日、波、風鈴。去年は二人で見た。今年は一人。この差が、喪失の全てだ。
お盆のシーンがいい。「また来るよ」。でも来ない。和菊と涙は枯れる。
なのに最後、「さよならは言わない」と言い切る。
なぜか。簡単だ。君は夏の中にいる。永遠に。これは慰めじゃない。作者が見つけた真実だ。
この詩の凄さは、誰でも書けそうで書けないところ。シンプルな言葉が、心臓を撃ち抜く。これが本物の詩だ。
みん…続きを読む