「葉」を含む小説

まだ花も葉も無い桜の木の下の、陽光に佇む美少女。 つぶらな瞳は、右は茶色く、左は青みをおびたオッドアイ。 僕が君に出会った日、君はレイラと名乗った。 本名は神呂木 妙《たえ》。 …

ちょっと頑張るだけで陰キャ卒業。 その言葉を信じた忍葉 影丸が努力してみたところ、本当に陰キャ卒業……どころじゃない！ クラスどころか日本中からモテまくっちゃって、寝ている暇もな…

<あらすじ>月山ひかるはクラスメイトの角城一葉に呼び出され頭から水をかけられる日々を送っていた。いじめである。しかし、ひかるは角城の心の中の声が聞こえる。『君が好きだ』『仲良くな…

そこは、深く静かな森なのだと、その子は言いました。 　深いけれども昏くはなく、様々な緑を透して幾筋もの白い光が射し込み、葉を通過したその光と立ち籠める白い靄は、青みがかった緑…

　運動も応援もできる方じゃない、でも応援団になってしまったからには足を引っ張りたくない。 　運動会でやりたくもなかった応援団を引き受けてしまった３年生、篠田真弓。応援合戦を成功さ…

大学2年生の柏木魁聖と、白崎柚葉。二人は約1年間の交際に終止符を打っていた。別れてから約半年が過ぎた。ある日、突然柚葉が学校で倒れた。大学病院で検査を受けてみると…。 溢れ出す二…

恋人と別れて傷心中の近江和葉(このえ かずは)は、ひとり深夜のバーで飲んだくれていた。 もう死んじゃったほうが楽なのかな……そんな、投げやりな言葉を拾ったロングヘアーの美人――桐…

「このライトノベルがすごい！2020」単行本・ノベルズ部門第１位獲得の『Unnamed Memory』、重版続々の話題作『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』著者・古宮九時が贈る、…

双子の姉の代わりに大国 瑞の皇子鴻雲の花嫁選抜のため後宮に入ることになった葉楽。 三年何もなければ故郷に帰れるという条件を信じていたのだが、何故か鴻雲気に入られてしまい・・・。 …

小さい頃のトラウマによりくらい日常を送っていた高校生の達樹。彼には超のつくほど可愛い幼馴染がいた。あるとき、幼馴染の琴葉は俺に迫ってきたのだ。

　突如として巻き起こった異変、のちに『大災害』と呼ばれるモノによって世界は異常に苛まれることになった 　場所に関係なく『モンスター』と呼ばれる異形の生物が現れ、多くの人間が死に、…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』番外編「不思議の国編」に続く番外編第二弾。 本編のその後ではなく、第４章あたりの夏の出来事から分岐していきます。 お仕事要素はほぼありません。遊ん…

　２０１０年、１２月。 　発端は、チンピラに絡まれていた男の子を助けたことだった。 　諜報員を名乗る男に拉致された高校一年生、丹生世記（にぶ　としき）は、同級生の二階堂寿葉（に…

作戦指示書の文面より抜粋。 前回の作戦は結果だけを見れば上々であった。 その結果を真摯に受け止め、今作戦へと生かしてくれることを平に願う。 早速ではあるが、今作戦の命を伝える。…

　社畜リーマン・大久保大智は、アパートの隣室に住むJKが毎日、違う男を家に連れ込んでいることに気づく。 　良からぬ行ないを想像する大智だったが、ある日、過度の疲労が原因で玄関前で…

海辺の街にある、とある集合住宅に、二人と一匹は暮らしていた。 歌が好きな、秋汐月葉。 人に寄り添うのが得意な、古鳥そら。 そして、拾われた小鳥の、メロディ。 二人と一匹は、幸せに…

　投資ファンドを立ち上げる目標を持つ理系女子、金子稲穂には変えられない過去がある。彼女の記憶にはなくとも、その心は精神的外傷(トラウマ)という鎖に縛られ、光が当たることはないと思…

大学の自転車部に所属する、黒羽夢葉（くろばねゆめは）は、ある時、峠道で不思議なバイクに乗る一人の女性に出会う。そこから始まる、ちょっとゆるくて、バイク乗り「あるある」なバイクツー…

老人が病院の窓から見た景色