「虫？」を含む小説

満員電車、いつもの定位置。 三号車、四番ドア。 電車に揺られる平凡な毎日だったはずが、、、？ 必然か突然か、僕らは出会った。 変わるはずの無い僕らの時が、動き出そうとしていた。 …

彼女は空想する。 虫である自分 人形である自分 獣である自分 そして、憧れの友人である自分を。

紙本シオリは大学附属図書館の司書。 端正なルックスは皆の目をくぎ付けにする。 しかし彼氏はおろか、言い寄る男もいない。 彼女は本に恋した本の虫だった。 そんなシオリに一目惚れ…

ありがとう。 本当に。 ありがとう。

短いホラー。男と変な虫の話です。

友人の手に入れた趣味の品は、虫を住まわす不思議な箱庭であった。

短編です。 虫の共食いシーンがあります。 苦手な方はご注意ください。

かの高名なる虫愛づる姫君は、今日も都の草むらで虫を熱心に観察していらっしゃる。「蜂飼いの大臣」の二つ名を持つ父君と、静やかな母君は、そんな虫姫を見守り慈しんできた。 だが、今ま…

中学の同級生五人で結成したグループ、文芸スタジオ、その文芸の部分である小説を始めることになりました。小説内の登場人物はすべてメンバーをもとにしています。日常を描く五人でのリレー小…

学年トップの学力と秀でた運動神経を持ち、多くの人に慕われている高校2年生の瀬間俊季。 何一つ不自由のない華やかな学校生活を送っているように見える彼だが、実際は周りからの好意を退屈…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。一つ目。

神様の唐突な脳内通信により人間ドミノをすることに。 ただし、ドミノで倒された人間は不幸になる。 そんなこと知らないぜ！と主人公は人間ドミノをはじめる。 ↓前回の投稿↓ 『犯…

※5～6年前、古書ないし古書店を題材にした小説を募集していたどこかの出版社の企画のために書いた作品（ちなみに結果は選外）です。 　自他共に認める本の虫である高校二年生の「僕」。特…

上司「君、頼むよ。頼りにしてるんだから」 女王様「あんた……こんな仕事もまともに出来ないのぉ？　とんだ豚野郎ねぇ」 上司「まぁ、ミスは誰でもあるから、仕方がない」 女王様「こん…

応募者全員サービスをただひたすら待ち続ける人の話。 カニバリズム、蟲描写、グロ耐性のない方はご注意ください。 5年くらい前に書いたもの。ホラー……なのか？

自他ともに認める本の虫である主人公は、図書館で少女に抱きしめられていた。 しかもその少女は学校一の不良で！？ 臆病で不器用な女の子たちが過ごす日常は、急速に変わっていく。 全…

化石のこと、彼らが生きた太古の海のこと、 夏に生き秋に死んでいった虫たちのこと、 にせものの夜空のこと。 雪の夜に海底を歩く少年たちの静かな物語。

「結婚しよ？」 「お断りします」 　一目ぼれした女の子。 　初対面のその日に、意を決してプロポーズしたら、一秒未満で振られました。 　言い寄ってくる男をばっさばっさと切り捨…

とある家の窓に、カマキリくんが張り付いていました。その窓の先にいるのは、かわいいハナカマキリの女の子でした。そのハナカマキリには飼い主がいますが、カマキリくんは人間が怖くて…。