「国 短編」を含む小説

内戦が再燃してはなんとか消火されるＺ国に展開する治安維持部隊の隊員であるジャリマナの言動はすべて「正義」に貫かれていた。しかしジャリマナが現実に直面するものはそうした「正義」を屈…

「彼らが思う理想の国は、私とは違う物なんだよ――――」 死後、別世界に転生した少女、ナギサ。 そんな彼女が白銀の大狼ネルフィと共に、安息の地を探す為に旅をする短編集。 不思…

【冒頭から抜粋】 この国『ニホン』は、別名魔法使いの国と呼ばれている。 ここは小さな島国で、大きな大陸とも切り離され、殆ど交流もないが、魔法使いにとっての楽園なのだ。 当然、…

＞がはっはっははー 「束になってかかってこいっ！！でないと汗一つかかんわっ！！」 騎士っぽい装束の若者達が顔が変わるほど睨みつける、が、睨んで強くなれるわけではない。日頃の行いの…

20??年。国は上級国民法を制定。 選ばれた者は一生涯の生活が保証されるという。 弾かれた者は下級国民として扱われ、その後の人生は暗闇になる。 選ばれるのは、日本の総人口1億人…

古代ゼルベリヤ大陸にあるゲヴュルツ教会の神官プライと一緒に、旧教会圏メルロ区に立ち寄ったアルド。 そこでアルドとプライは、新人神官の男性――カミロと出会う。 カミロはもとはメルロ…

短編になります。 タイトル通り、一人がずっと語ってるだけです。 一部に女性蔑視に繋がる表現がありますが、これは想定する時代や環境という点を考慮した上のものであり、差別等を助長す…

　西暦2087年。 　人類はネット空間上に自分のアバターを形成し、そこに自身の現実世界の記憶をデータ化したものを入力することで、現実世界の記憶を引き継ぎつつネットで生活することが…

弱肉強食のフェーゲ王国に住む、戦えない非力な少年は国で最も強い王子に一目惚れしてしまい……。 少年が恋に蓋をして現実に生きるまでの短編です。 ※オリジナル小説の過去短編 魔…

令嬢イルザは、王家主宰のパーティで婚約者の王子から婚約破棄をいきなり言い渡される。 日々精進して来たイルザだが、致し方無いとあきらめ、それを受け容れようとした。 しかし、イルザが…

気候変動ががんばりすぎたために、「地球温暖化！」なんて叫ばれていたのがおかしくなってしまうほど、日本の気温はかなり下がり、7月なのに、ここ数日の最高気温は10℃に達するか達さない…

銀河系全域を支配に収めつつある銀河大帝国の宇宙艦隊は、いよいよ、地球のある太陽系にせまらんとしていた。 危うし！地球！ ★映画(アニメ、実写問わず)、演劇脚本、漫画原作を目…

『でも、嫌なんだよ。だってエルエット王国の豊かさはたくさんの人の血で、死で支えられているんだから。』 メリアとエリリンは女性同士のカップル。豊かなエルエット王国で暮らしています…

暑い、暑い日だった。容赦なく照りつける日光は道路を覆っているアスファルトに反射して、ゆらゆらと世界を歪める蜃気楼を生み出す。 ああ、今君にだけ語ろう。あの暑い夏の日の出来事を……。

男は思春期になると1つも思想が生まれる。それはいつの世の国、種族、生まれ、権力や金を持ってる奴も例外なく思ってしまうある種の病気…。 それは… 『異性に尚且つ美少女にモテたい！…

　砂漠の国の小さなオアシスには、白くて綺麗な神殿があります。物心ついた時からそこの神殿にずっと閉じ込められたままの聖女様は、外の世界を見てみたくってたまりませんでした。 　どう…

「良いかい、あの森の奥深くに行ってはいけないよ。あの森にはそれはそれは怖くて恐ろしい“魔女”がいるからね…」 とある国の薄暗い森の奥深く。 そこに建っている館には、一人の魔女…

　その森の奥には、悪魔が住んでいると言われていた。 　酷く濁った魔力が渦巻き、平常な人間では近づけない。 　それどころか、高い魔力を持った者ですら気をやられる、魔の森。 　…

これはとある時代、とある国の王の話

大陸最大級の大国、青華帝国。 帝国を治めてきた皇族・青家とそれを支えてきた華家。 －それぞれが生まれながらに持つ本来の役目を知り、世界の命運を背負った者たちの物語。