「#ディストピア #ユートピア」を含む小説

「導きの日」にまつわるお話です。空に住む人、大地に住む人、それぞれの視点で神様に祈りを捧げながら、すぐそばに居る大切な人と愛を育んでいく壮大なようでどうしようもなく小規模なお話を…

あなたを信じ、愛し、捧げ、感謝します。 隣国への貢物として育てられた少女は、幸せになれるのか。 　 神とは何か、幸せとは何か。 何がユートピアで、何がディストピアなのだろう。 　…

【SF短編集】 二千年続いた文明は、突貫工事の歴史によってついに耐えられなくなった。 より良い再生の為に、人類は突貫工事の天国を創り上げた。 より長い延命の為に、人類は赤子に似た…

システム由来のナノマシンは、人体を常に“補正”する。雑音は聞こえないように、見たいものだけが見えるように、好きな人とだけ出会えるように。 それでも幸福になれない人間は“未解析者”…

エルフの青年ノーアは天使族の少女に恋をする。しかし、立ちはだかる壁はあまりに巨大で膨大だった。ここは混沌と欺瞞のユートピア。 引用 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』河出書…

異世界の地下数千キロ深くにあるエネルギー施設、 そこで働きながら七年間の時を過ごす者達が存在した。 彼等は七年間のお勤めを終えた時、 ようやく地上へと出て行くことが出来る。 七年…

SF短編を掲載していく予定です。 1.世界が終わる夜に転生するババア 世界が終わる夜に転生すると言い出したおばあさんと娘たちのお話。

－そこは、真っ白の壁に囲まれた無機質な部屋だった－ ここは電脳世界ユートピア。僕は銃を手にユーザーを狩る〈ブレード・ガンナー〉だ。 ある日ホテルの一室でユーザーを狩った後部屋を出…

無数の電子機器によって成される世界【アヴァロン】。 機関の王である【アンバー】は、アヴァロンを統べる絶対的存在であった。 アンバーは不確実性を嫌悪し、一切の揺らぎを排除する。 …

其処はまるでモノクロの空間だった。たった一つの窓から見える白銀と吸い込まれそうな深い闇、石造りの塔の冷たい壁。ただ其処に一人きりの彼女の、透き通った肌に純白を称える髪――静寂と…

【完結済】 とある世界とある国。大戦の功労者であったはずの黒鷹将軍ラオインは謀殺されようとしていた。 重傷の彼が次に目覚めれば、目の前には見知らぬ少女。 何者かにすくい上げられ…

ユートピアとして建てられたこの壁に囲まれた町では感情という概念が存在しない。もちろん喜びも悲しみも。そんな中腹の中で何か違和感を覚えた主人公のお話です。

チロルは友人の紹介でユートピアを求めて、名前のない町へと旅立った。 しかし、そこで見たのはユートピアなどではなく、史上最悪のディストピアだった。

　　第三の性別、「中性」が大多数を占めるようになったミライの日本社会。そこでは少数派となった男女が隅に追いやられ、肩身の狭い思いをしていた。 　中性の体と性自認を持つ学生、アイ…

カクヨムオンリーで書き散らす書評エッセイ。 有名古典から、ラノベ、幻の作品まで。 特技は、空想科学と哲学。 続編を書く気持ちもあったのですが、最初に書ききった勢いを残すために…

　「いいね」？それとも「わるいね」？ 　2100年、ニホンだった島国。ニホンという国家は崩壊し、世界を牛耳る仮想通貨の会社カオスボムがニホンを動かすようになった。人口の99.9%…

　主人公レオンは、かつて魔法大国『ユート』で一番の騎士だった。平和を愛し、自由を愛する彼はある日突然。権力で自由を縛り付ける大国『ディスト』に攻められ、敗北。その時、レオンは片腕…

　人間が手にした超常の力――異能力。異能力は往古来今の常識を破壊し、そして世界の秩序さえも塗り替えていった。 　その大変化から半世紀が経過した今。世界は、再び大きな変革を迎えよう…

やがてこの世は、フクロウにまみれた世界になる。 それは極上のユートピアか？　救いようのないディストピアか？ すべてがフクロウですべてがフクロウじゃない、フクロウ至上主義小説。

　日本が統一した世界。世界は国境を失い、ユートピアの仮面を被ったディストピアが形成されていた。 　普通で優秀な女子高生、織原莉乃はその世界に順応し、退屈していた。何の問題も起こ…