「くるのだから」を含む小説

とある国に花盗（かとう）と呼ばれる花盗人（はなぬすびと）がいた。 彼は碧い短剣に憑いている少年の幽霊を相棒に、人の心に咲く花の蜜を盗むことを生業としていた。夜な夜な暗躍する彼の…

「斧にします？　鉈にします？　それとも電動ノコギリ？」 　普通のサラリーマン斎藤実の妻は普通じゃなかった！　迫りくる死を切り抜けろ！ ※※※ 　私の友人(ヤバい人)がヤ…

階段を降りてくるのは鏡子だ。 いや違う鏡子じゃないよ。 鏡子の姿をした人形だよ。 でも鏡子なんだ。しょうがないだろ。 鏡子の瞳には光がない。濃い藍色一色だ。そんな人間いるわけない…

突如現れた巨人がオフィス街を恐怖に陥れた。 彼の名は小諸晴彦(こもろはるひこ)。普通の営業マンだ。同僚と居酒屋でたらふくビールを飲み、トイレに飛び込んだまでは覚えているがそれから…

私は怪物の生まれで死んでしまった、5世紀の沈殿を経て、万人がおなじみの世界に戻って、世界のトップに戻りました 自分の感情を捨て、遺憾の念を込め、平行世界の虐殺、五世紀の準備、自分…

【※】禁断恋愛を描きます。 【※】首がよく飛び、腹がよく割かれます。 　２０１６年２月15日に地球上から人類がほぼ消滅し、事実上、世界は滅亡した。偶然にも生き残った律と奏の姉…

この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」にも掲載しております。 高校三年生となった花折明(はなおれあきら)は今日も学校では一人ぼっち。趣味の小説に専念できるしと思いまあいいや…

薬屋の女将詩乃は「けったいな女将」として有名な女。ずぼらで店のことはすべて番頭任せ、日がな一日小上がりでキセルをふかせる。自分で動くことを嫌い、人をこき使う。だけど奇妙な知識だけ…

薬屋の女将詩乃は「けったいな女将」として有名な女。ずぼらで店のことはすべて番頭任せ、日がな一日小上がりでキセルをふかせる。自分で動くことを嫌い、人をこき使う。だけど奇妙な知識だけ…

あの人が帰って欲しくない。そう思ったことはありますか？ そんな時に降ってくるのは神様からの贈り物でした。

毎日昼休みに教室まで押しかけてくる後輩がいる。 その後輩こと三目崎カホンは俺のことを気に入っているらしく、何かとちょっかいをかけてくるのだが……。 サクッと読める短編です！

「ああ、あれが落ちてくるのか」 見上げた空には隕石が浮かんでいた。

埋葬されている場所というのは、特に土葬なら、何かありそうな気がするのです。そんな所から、笑い声が聞こえてきたら、なんだかビクッとしませんか？　聞こえてくるのは水曜日、それも晴れた…

・ここはユーザー企画 「推敲を遂行しよう。」（ぴ～とるいじさん主催） 　の趣旨に則ったテクストを載せるページです ・「推敲を遂行しよう。」は、 〈参加者同士にて「推敲し合おう」…

13.《グレン大尉》と言う人物がいた。 出身地:不明 学歴:不明 両親:不明 …と謎多き人物であった。 私からすれば彼は、まごうこと無き『英雄』であったが… 周囲からすれば警戒…

山田一平君は学校一の美少女に恋していたが、彼女は恋多き少女で失恋しては一平君に泣きついてくるのであった。でも問題はそこじゃない。彼女の恋する相手はいつだって……なのだ。

私――鼎（かなえ）は思い悩む。 『私の嫁』が――サブの男キャラクターである環（たまき）が、狙われているのだ。 環の嫁になりたいと、相方であるセレナが迫ってくるのだ。 だが我が相…

どんなお話を書こうかな、と考える時、私には発想の種となる物が必要です。では、それをどこから拾ってくるのか。競作系自主企画にお世話になっています。 自主企画：執筆に欠かせないもの…

お母さんが帰ってくるのを待っている少年は沢山の夢を見る。皆見に来てね！

ビンゴでよく景品が当たるねという友人の指摘に、「情けは人の為ならず」の精神だと答える。小さな親切を積み重ねておけば、こうしてたまに自分へと返ってくるのだと。 自主企画『間違いや…