物語を違う方向から見てみると
瑠依
シンデレラ
むかしあるところにシンデレラというとても美しく不幸な少女がおりました。
シンデレラは意地悪な姉と母に虐げられ誰に会うことも許されなかったのです。そんなシンデレラのところに、一枚の招待状が届きました。それはこの国の王子様のお相手を決める舞踏会への招待状でした。
シンデレラは母のところに相談しに行きました。
『お母様、私のところにも招待状が届きました。どうか舞踏会へ行かせてください。』
「そんなことできないに決まっているでしょう。」
『なぜですか、お母様!』
「お黙りなさい、おまえはとてもきたないし、舞踏会に着ていくドレスもない、しかもまだ仕事が残っているでしょう。」
そう言われたシンデレラは、まだ残っていた洗濯などをやり始めました。シンデレラは思ったのです。(きっと全部仕事を終わらせれば一緒に連れて行ってもらえる)
そんな淡い期待は裏切られシンデレラは、鍵のついた倉に閉じ込められてしまいました。
『どうしてですお母様! お姉様!! 私も連れて行ってください!!!』
そんなシンデレラの叫びは届きませんでした。
舞踏会の会場に向けて出発した馬車の中では姉たちと母がおかしなことを話していました。
「よかったこれであの子は助かるわ」
ですが、その期待は裏切られ、その舞踏会にシンデレラは現れました。
シンデレラは王子様と踊った後王宮の裏庭に連れて行かれました
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