「れもん 手紙」を含む小説

《伝令》のサラは、神官しか使えないはずの《マナ》を隠して生きてきた。 そんなある日、極秘の依頼で領主の息子・ノアと王都に向かう。 その依頼とは――王の証である《聖具》レガリアを「…

机の中に入っていた手紙は、赤ペンで文章が添削された失敗作のラブレターでした。

今日はバレンタインデー。男子高校生が無関心を装いながらも、チョコのあるなしで一喜一憂する日である。俺は生まれてこの方チョコレートをもらったことはない（母親除く）。しかし、今俺の手…

ボクたち〈スナイパー〉は星を愛し、星を撃ち、星を想って死んでいく。それ以外の生き方も、それ以上の幸せも知らなかった。 でもボクは今、人を想って手紙を書いている。 『星を墜とすボ…

主人公・九丹島 ミナトは、図書館の玄関ホールに突っ込んできた車に轢き潰されて、無残にもその命を散らす だが、彼の命運は尽きなかった ミナト自身すら知らぬ間に、時間が巻き戻ったのだ…

かつての同級生が爆殺されたニュースで亜紗美たちの日常は奪われた。同窓会に現れない親友。会場に届けられた死者からの手紙。浮き彫りとなる友人の忌まわしい過去。失踪した親友を探す亜紗美…

勇者は魔王を倒す寸前で仮面の正体が美少女と知り、倒すのをやめて結婚する事にした。しかし魔界を束ねていた魔王と結婚となると、周囲の反発など分かりきっていたので、国を離れて密かに二人…

※この作品は『連理の契りを君と知る』episode2「文字は口ほどにものを言う」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891994395）の続…

「最も価値のあるものを奪ってやる」 業務上横領で逮捕された建設会社経理部長。 強制猥褻で逮捕された都議会議員。 二人のところには同じ文面の手紙が届いていた。 そしてその手紙が三人…

昔むかしにちりばめられた、たくさんの物語は、“その場所”で殻をやぶりました。 そうして、どれくらいかの、文字をつかうクォ・トたちが、この記録を書きました。 （クォ・トは「孵った…

広大なるアルネスディア大陸にひしめき合う大国、ガムナ帝国とアルマテリオン連邦国。この二大国間で約五十年に渡り繰り広げられてきたアルネスディア大陸戦争、通称「大陸戦争」。そんな巨大…

　クリスティア・R・ダイヤモンドは金持ちで鼻持ちならない悪役令嬢――だったのも少し前の話。 　父が蒸発し莫大な借金を抱えた彼女は、貧乏ながらも名門聖ベルナディオ学園に何とか通っ…

貴方に届いた一通の手紙。 貴方は今、どこにいますか？　目の前には何が広がっていますか？ 貴方ならどんな返事を書きますか？　彼女のもとへ踏み出す勇気はありますか？ これは住む世界…

　『文を持つ死神』、彼女はそう呼ばれていた。寿命一年を対価に、死者に手紙を届ける死神だった。 　少年と死神は、戦場で出会う。無垢な目をして銃を握る名も無き兵士を、死神は引き取った…

　あの人がもうすぐ死ぬらしい。 　私が大嫌いなあの人は、私を置いて無責任に死ぬらしい。 　明日には生きているかどうかもわからないような状況で、あの人は私に手紙をよこしてきた。 …

私こと赤崎琴美は親友である木郷真奈に
世間一般で言うところの「恋」をしている。
でも私も真奈も同じ女の子で、
それに真奈には付き合っている人がいる。
その人は顔がイケメンという訳…

　私は友達から恋の手紙を託された。

遥か未来の研究機関に、地球時代のノーベル賞受賞者の遺品整理の仕事が舞い込んできた。その遺品の中にあった友人の手紙の内容とは

配達人と魔術師。 その仕事内容は、手紙などの配達とその補佐兼護衛。 とあることから、問題児が集まる場所と言われている協会の協会ことツインに異動させられた秋月頼人は、入った瞬間に、…

2019/12/7に開催されました『銀剣のステラナイツ』の非公式オンラインイベント『ステラレイド 終末のフォーリングスター』のカーテンコール(延長戦)としまして。 第4096層/…