「#人魚」を含む小説

病気に冒されたいだけの先生。 まるで手伝う気のない助手。 ふたりは未開の奥地で新しい病気を探す！ ↓前回の投稿↓ 『人魚の赤ちゃんはどうやって作るの？』 https://k…

いったい人魚はどうやって子孫を残すのか。 深海に潜む最大級の謎を解明するために主人公は潜る。 世界の真実を求めた素潜り童貞のホラーミステリー！！ ↓前回の投稿↓ 『グリム童…

自慢の姉がおかしなことを口にするようになった。高熱で病床に臥していた姉はしきりに『人魚』と呟いていた。熱が引けても姉の狂言は治ることはなく――。

百人一首アンソロジー さくやこのはな（http://sakuyakonohana.nomaki.jp ）参加作品です。 以下の歌を元に書きました。なお、アンデルセン童話人魚姫も元…

郵便配達業を営む少女、アーリィ・フェイ。相棒のアープは黒髪金瞳の超美形だが、どこかズレてる。それもそのはず、彼の正体は千年生きてる竜なのだ。二人が運ぶ手紙を巡る、剣も魔法も登場し…

僕の祖父、神田直次郎は不思議な人物だった。 幼少期、自身の体験をいくつも聞かせてくれた僕の祖父。 彼の語る昔話は、狐の嫁入りや戦地で見た人魂の群れなど、摩訶不思議な物ばかりだっ…

美しい歌声で水中へ引きずり込むセイレーンか、あるいは声を失って想いを伝えられなくなった人魚姫か。 pixivに投稿した同名の作品と同一です。→http://www.pixi…

殺伐とした海で出逢ったのは、人の姿をした、美しい人魚でした。

『タイムトラベラー　他』数百字～4500字。pixivより転載。 父親を殺すため、過去へ向かう男。（タイムトラベラー） 孤独な宇宙空間での事故。（方舟） 少女には未来が見えるかも…

箱庭。 それは、およそ二百年前から貴族の間で人気の美術品だった。 はじまりは、小さなガラスケースの中で植物を育てたり、そこに蝶などの小さな昆虫を加えたものだった。しかしその箱庭の…

誰かが嘘をついている。 ひとり。三途の川を漂う船頭がおり。 ひとり。かつて、人間に恋をした天女がおり。 ふたり。かつての自分の姿を亡くした亡者がおり。 ふたり。山を降り…

弦本清（つるもと・しん）はある日、同級生の麦原千波（むぎはら・ちなみ）が水泳部を休部していることを知る。身ごもったから、という理由で。 清はひそかに千波の懐胎を喜ぶ。千波は清の半…

『孕み人魚と惡の華』セルフ解説です。 こういった解説は、受け入れられる方と、受け入れられない方がいらっしゃるかと思いますが、作者くらいじゃないとこんなクソ長い話の伏線なんてまとめ…

高校の夜のプールに忍びこむ。 それがあたしのささやかな秘密だった。 ある日、そんなあたしの前に現れたクラスメイト。 「あたし、人魚になりたいの」 「奇遇だな、おれは潜水艦になり…

　他人と心を通じ合わせることなんて、とても簡単なことだ。――真っ赤な人魚は、そう考えた。 　この世の中で、「他人とコミュニケーションをとることは難しい」と考えている人は、とても多…

海月（くらげ）と泡沫（うたかた） ある人魚を巡る物語。 猫は殺人を目撃し、 人魚は恋をし、 画家は最期の絵を描いた。 (全8話)

マーメイド開発によってカプセル養育された女児は、容器内で高校生くらいまで成長した。その十代後半あたりからカプセルを出て、陸上世界生活を余儀なく送っていく。だが、敵のビグマニアンが…

　ある男は考えた。人魚を食べたら、どんな味がするのだろう……？ 　人魚というのは、上半身が人間で、下半身が魚の種族だ。ということは……人魚の下半身の部分を食べたら、魚と同じ味がす…

人魚の肉が食べたい。 地元に伝わる伝説を妹から聞いた姉は、病床で静かにそう告げた。 その日から妹のななは毎日中海で人魚を釣ろうと奮闘する。 鳥取県米子市彦名町にある、粟嶋神社。…