「短編 友情」を含む小説

園部群青が残した作品にまつわる短編集です。 『晩夏』曾祖父の遺言に縛られている私の、愛とも恋とも呼べぬ心の内の話。 『猫と東雲』厄介な幼馴染と鍋焼きうどんを食べる話。 『梅と残…

ある事がきっかけで、高校二年生の笹川紫乃花は友達を関わることを避けていた。そこで、最近話題になっている、旧校舎にまつわる噂を聞く。 噂が本当かどうか確かめに行くと、そこにはある少…

最期の夏の夜の思い出

リケサ王国騎士団長ベオウルフに命じられた任務。 それは前人未到の岩竜エスパーダの登竜であった。 無理難題を押し付けられたベオウルフは幼馴染の青年ジョルディを伴い、竜の頭上を目指す…

◆微変態にお熱が出ちゃう。いえ、冗句です。高塔くんと密流くんは、異世界転移をし、高い塔に幽閉されて逃げようもない。そして、薄着で来てしまったので、余計に寒いのだ。こんな時、どうす…

兄と親しかった小説家志望の男、『白北睡蓮』を探しに祖母の家へ越してきた水蓮。 兄の日記の「檸檬のような男」という記述を頼りに見つけ出したのは、檸檬のイメージにそぐわない、冴えない…

たまらず声をかけると、彼はくはっと渇いた笑いをこぼした。 「おれ、そんな優しいヤツじゃないよ？」 その言葉が、彼の優等生たらしめるパッケージをビリビリと引き裂いていく。 僕ら…

思いついた日常のドラマを短編で綴っていこうと思います。

怜亜と有希、美奈と梓は同じクラスの仲良しグループ。何をするにも一緒で、学校での行事などもいつもこのメンバーで過ごしていた。 そんな四人はとある約束を交わす。 *4話完結です

生きていれば必ずいいことがある、なんて、生きていていいことがあった人が言うセリフでしょ？ 月森はいつ見てもやっぱり綺麗だ。

2018年6月執筆。

水商売で生計を立てている主人公は仕事中に、高校生だった頃に仲のよかった親友のことを思い出す。主人公は父を亡くして学校を辞めてしまってからその親友とは会っていない。 今頃は立派に働…

魔王を倒すため勇者の後継者に選ばれた村人、その名は『あああああ』 勇者の首飾りをつけ、正式に勇者と見なされたあああああの身にある変化が訪れる。 あああああはこの世界が作者によっ…

守護霊遊び。その名の通り、守護霊を降ろすというお遊び。 その手順は、まるで幾つかの呪い遊びの手順を寄せ集めてちぐはぐに繋いだような代物でした。 ある中学校に、その守護霊遊び を実…

高二の夏。初めての恋。初めての失恋。 何よりも優先してきた、あいつとの約束の日。 俺が本当に、大切にしたかったのは…。

　何故か『暁が教えてくれたもの。』の外伝をとっくの昔に書いていたにも関わらずカクヨムへ投稿していなかったので、今投稿しています。本編より劇的ではないかと思いますが、自分なりに創作…

これは僕が僕を失う、短い物語

春の精は出会った。 本来、会うことのない少女に。 本来交わらないはずの二人は、僅かな時を共に過ごした。 これは季節の変わり目に起こった邂逅の物語。 © 2018 Tsuchim…

長編連載予定だった作品の抜粋。 高校生たちのありふれた日常。

作者がこれまで見てきた夢を元に、１０作ほどの短編（掌編？）を不定期に連載していきます。あと、この物語はフィクションです。私小説の前提をご確認のうえ、閲覧ください。