山岳登山を思わせる、二人の男の友情の話。険しい山、滑落する竜の肌、竜を信仰する者の言葉、それぞれが彼らの行く手を阻みます。けれど、それ以上に固い絆で結ばれた二人の友情が、不可能を可能へと誘っていく。手に汗握る興奮の物語でした。
友情です。困難な事業には、友情が欠かせません。長大なストーリーの一部のような遠大さがあります。