「実は知ってます 短編」を含む小説

日本人なら誰でも知っているヤマタノオロチのお話。 伝説の裏側には隠された真実がある。 寂れた路地裏の安酒場。出会えば語る酒呑み二人。 語るは歴史か伝説か。はたまた眉唾、与太話。…

　先生と生徒の恋愛は犯罪。それを知ったのは、本気で恋した相手に告白した後だった。大人同士ならたった八つちがっても一緒にいれるのに、今の俺ならたった八つちがうだけで好きな人を犯罪者…

この関係を幼馴染みと呼んでよいのだろうか。 キャリアウーマンの綱島 雪綺は『姉』という肩書きに縛られている。 大学卒業を目前にする津田 春貴は『弟』という肩書きに縛られている。 …

まだ闇の深い朝。いつものように電車へ乗ると、誰も居ないと思っていたそこには咲乃が座っていた。ラケットカバーのピンク色が懐かしい。 「……なあ。降り零れるって言葉、知ってるか？」…

小学生の時、ふざけて学校の屋上で遊んで、落ちて。それが私が幽霊になる前の最後の記憶だった。私にいつも花を持ってきてくれる同級生の男の子への、温かいこの気持ちの答えを知った時、止ま…

短編オムニバスホラーです。

みんな知っている、あの丸いロボット掃除機が人類をどんどん吸い込んで、清掃する短編。三つの場面で、一つの話です。

【※一分で読める超ショートショート作品です！】 皆さんは、知ってました？

　”恋するカフェオレ”と”一途なアップルパイ”って知ってる？ 　このCafe Hasegawaには想いあった二人を、結びつけるそんなカフェオレとアップルパイがあるんだ。 　誰より…

■あらすじ 　ある日刑事が二人、私の所へやってきた。昔付き合っていた彼氏が今どこにいるか聞きたいということだった。元彼のことなど知ったことではなかったが、せっかく忘れていたのに、…

「水平線の先に何があるのか」と小さい頃に思ったことはありませんか？ 水平線の先が外国だと思っていたのではないでしょうか。 大きくなり海岸から見える水平線の距離がとても近いと知った…

四方を大海に囲まれた小さな火山島には、世界を支配する魔王の居城がある。その火山の麓には島で唯一の小さな村があった。 16歳の誕生日を迎えた翌日、伝説の勇者の子孫であるオリ…

　王国キルギオンのスラム街にて、ダリアは女剣士として生きていた。 　ある日、ともに暮らしていた母親が病死するとキルギオン国王が身元を引き受けにやってくる。ダリアはこのとき、母が国…

たまたま同級生の突飛な力を知ってしまった女子高生の話。 息を止めている間だけ違う世界に行ける男子高校生の話。 息ができない世界なら、息を止めてもいいだろう。息をしなくていいだろ…

とある企画用に執筆した作品です。 以下、テンプレートを残しておきます。 性癖：スポーツ（中高生の運動部） 性癖：主人公に好意を寄せている、裏の顔を孕んだ同学年の部員Aと、Aの仇…

同じ女の子が好きなんて、普通じゃないと言われて以来、普通が分からなくなった蕾。彼女はそれ以来周囲の普通に合わせて生きるようになっていた。そんな日常のある日、ラブレターを貰った蕾が…

私は猫も犬も触れませんが、なぜかふれあい広場に行くと囲まれます。 足の間に入ってくるし、膝の上に乗ってくるし、で、こいつら私で遊んでないか、と思うのです。 そんなところから生ま…

「これやってみようよ！」 幼馴染が雑誌で見付けたイラストに描かれていたのは『生娘独楽回し』の図。 何が悲しくてコイツの浴衣の帯を引っ張って回さにゃならんのか。

インスタント短編コメディ。誰もが知ってるあのゲーム。誰も知らない裏側・・・かもしれない？