普通が分からなくなった女の子が自分の普通を知っている女の子に告白される話

ゆいとき

普通が分からなくなった女の子が自分の普通を知っている女の子に告白される話

 たまに分からなくなる時がある。


 私の恋愛対象は最初から同じ女の子で、初恋も小学校の頃の女の子だった。


 それでも、その子に好きと伝えると困った顔をされた。


「冗談だよね?」と言われた時は振られるよりもショックを受けた。


 次の日には、私の恋愛対象が同じ女の子だと言う噂が教室内に広がっていた。事実なので何も訂正しなかった結果、いじめを受ける事は無かったが、男子からも女子からも避けられるようになってしまった。


 私には何がおかしいのか分からなかった。


 「そんなの普通じゃないよ」なんて言われたし、両親からは「普通は自分とは違う異性の子を好きになるんだよ」と何度も諭された。


 それから私の中で普通がなんなのか分からなくなってしまった。


 それでもそんな事で悩んでいる人は、少なくともこの教室の括りでなら私一人で、皆はそんな悩みなど抱えずに、それこそ普通の日常を生きている。


 いつからか分かっていないのは私だけで、他の人達が分かっている普通に嫉妬するようになった。


 両親の口癖は「他の家の子は普通なのに」だった。


 私だって、その普通が分かるなら普通になりたい。でも私にとってはこれが普通なのにと考えながら生きていた。


 その考え自体は、高校生になった今でも変わりは無いが、それでも適応は出来ていた。


 分からないからと自分の普通を貫き通すことが出来たのは小学生まで、中学生ともなると、周囲と私自身の違いが顕著に出ていた。


 だから私は適応した。分からないなりに、それに合わせることにした。私にとっての特殊な状況を普通であると、私に思い込ませた。


 結果、唯一恐れていた周囲からの圧力やいじめなど、そういったものを受けることは無かったし、学校内でもそこそこに人気のある立場に立っていた。


 教室に入れば皆から挨拶されるし、相談を受けることも多かった。告白を受けることも多く、周囲からの評価はかなり高かったと思う。


 でもそれだけで、友達と呼べるような人は一人もいなかった。どうやって友達を作るのか分からなくなってしまっていた。


 私が選んだ道とはいえ、それは苦痛だった。


 挨拶されることは認知されているという実感が湧くから嬉しかった、その後挨拶し返すとしばらく周囲から向けられる視線を感じ続ける事が辛かった。


 相談されることは信用されているからだと思うと嬉しかった、それでも相談に対する返事はありきたりなもので、特に恋愛相談に関して、同性を好きな私に男子との付き合いの話をされても困るだけだった。


 告白される度に自分に自信がついた、毎回断るのは心苦しいけれど嬉しい事に変わりは無かった。同性にしかそういった感情を持ったことが無い私でも、告白されたら嬉しく感じるんだなと、自分自身をあざ笑う考えに至った事もあるし、皆が好きなのは偽っている私であって本当の私では無いと感じてしまう私が嫌いになった。そしてそれが事実だという事に絶望もした。


 多分、全部が全部皆との普通の認識が違うなんてことは無いのだろう。ずっと見られたら皆嫌になるだろうし、感情は皆正しく正常なのだと思う。


 それでも私は嫉妬した。皆にとって、じっと見られる不快感も、相談されて感謝される嬉しさも、告白される幸せとそれを断る心苦しさも、全てが普通に感じることができる感情が、私には自分を偽り、フレンドリーに接する事でしか感じ取る事が出来ない現実に嫉妬した。












 そんな日常と言う名の非日常を送っていた私の手には、一枚の手紙が握られていた。




(また告白かな……)




 告白されるのが嫌になった訳では無いけれど、いつもその後には自己嫌悪が待っているのが分かり切っている為か、最近ではそれも喜べなくなっていた。




(私が普通じゃないから)




 もし、このまま皆に合わせた普通を貫いたとして、その先でこの感じる感情にすら興味を抱けなくなった時、私はどうなってしまうのだろうか。


 そう考えると途端に怖くなった。ただでさえ普通じゃないと言われてきた昔の私、だからこうやって周囲に合わせているのに、それにすら抵抗を見せてしまった時の惨状を思い描いた私は、無意識に考える事をやめていた。












 手紙内容はラブレターで間違いは無かったが、問題はその相手だった。




「芳川 蕾さん、私と……………………………………付き合ってください!!」




 凄い溜めたなってツッコミは抑えつつ、顔を真っ赤にしながら告白してきた彼女の名前は柊 陽茉莉。同じクラスメイトで私とは全然タイプの違う人間、『友達・告白・相談』全てにおいて多い、いつも元気で完璧な可愛い子といった印象。


 これだけ見たら私と似ている彼女だけど、私はあくまで周りに合わせた結果こうなったに過ぎない。彼女は素でこの人気なので、私なんかとは天と地ほどの差が存在する。


 素の自分なんて見せていたら、私なんて顔が良くても相談なんてされないし、告白だってあり得ない、挨拶なんて代わりに舌打ちが飛んでくるのではないだろうか。


 そんな私に、よりによって彼女が告白してくるなんて思っていなかったし、思いたくも無かった。何故よりにもよって彼女なのか。


 怒りがこみあげてくる。こんなのはただの私情で、彼女は何も悪い事はしていない理不尽な感情だと分かっていても抑えられない。


 私は彼女のように普通になりたくて合わせてきた。実際彼女は私にとっての模範生徒だった。


 それなのに、昔に普通じゃないと言われた女性同士の恋愛、それを模範である彼女から告白という形で推奨されている。少なくとも目の前にいる彼女にだけはしてほしくなかった。




「ごめんなさい」




「えっ! 焦らなくてもいいよ? 私全然待てるから、もう少し考えてから返事欲しいな?」




「五秒は考えたよ、ごめんなさい」




 普通に答えるのも面倒くさい。もはやこれが嘘告白ならどれだけ嬉しかっただろうか。何で彼女は平気な顔で普通じゃないことが出来るのか、もしこれが普通なのだとしたら、昔の私は間違えていなかったというのか。それだけは認められない。それを認めてしまえば、今の私は何の為に演じてきたのか分からなくなってしまうから。




「五秒!? 短い! 短いよ! もう少し考えてよ! ていうか、蕾ちゃん冷たくない? いつもはもっと優しいのに……」




「……あっ」




 しまった、苦手な相手からの告白につい素が出てしまっていた。内心で感情がごっちゃになっていたせいか、無意識に元の喋り方に戻ってしまった。




「……ごめん」




「全然謝る事ないよぉ、さっきの蕾ちゃんもクールな感じがして結構好きかもだし……げへへ」




 あれ、この人こんな変態人間の典型みたいな事言う人だったっけ。私の知る人物像とかけ離れている気がする。




「柊さんこそ、いつもは優等生の模範って感じなのに、何で今日はそんな変態さんなの?」




「へ、変態さん……も、もっかい言って!」




「え……? 何でそんなに変態なのって……」




「違う違う! 変態じゃなくて、変態さんって言って!」




「???」




 もしかして、この人私よりやばい人なんじゃ……と、そこまで考えてから一つの結論に至った。


 私はこの人を人間としての在り方として尊敬し、過去の私が普通じゃないと言われてしまった同性への告白をしてきたことにより、身勝手ながら落胆してしまったわけだけれど……もしかしたら、彼女も私と一緒なのかもしれない。


 彼女は恐らく、たった今垣間見えた異常な変態性を隠して生きてきたことになる。こんな事を常日頃から言っていたら、ここまでの信頼を得ることは出来ていなかったはずだ。


 彼女もまた、皆で言う普通とは違うのかもしれない。だから演じてきたのだと予想できた。


 そう考えると、さっきまで嫉妬と怒りの対象だった彼女が急に可愛く見えてくる。




「柊さんって普段はそんな変態発言しないよね」




「そりゃあね! こんな姿見られたら人生の終わりだよぉ……」




「じゃあ、なんで私には隠さないの? 人生終わりたいの?」




「酷いし怖い!! そんなの、好きだからだよ、好きな人にはどんな嘘だってつきたくないでしょ?」




 そんな事言われても同意しかねる。常に嘘をつき続けている私には同意できない話だった。




「とりあえず、何で私なの? 私なんかに好かれる要素無いと思うけど」




「あるよぉ! 顔は可愛いし声も綺麗だし、今の少し低めの声もカッコよくて好き……」




 完全に見た目だけだった。その人の内面の優しさに惚れて好きになったとか、嘘でも言うと思うのだが、彼女は完全に私の見た目と声と外面だけを褒めてきた。


 正直、今まで受けてきた告白の中で一番嬉しいと感じてしまった。さっきまで嫌いだと言ってすぐに拒絶した彼女の告白を、少し話しただけで完全に捉え方が変わってしまっていた。


 元々恋愛対象が女性なうえに、彼女は自分では基本的に変える事が出来ない顔や声だけに触れてきた事に、なんだか素の自分を褒めてくれている気がして悪い気がしなかった。そうやって考えてしまう私はやっぱり普通とは違うのだろう。




「柊さんはさ、私の事好きって言ってくれるけど、同じ女の子だよ? 抵抗とか無いの?」




「無いよ、なんで?」




「なんでって……普通じゃないから……」




「普通だよ」




 被せるように彼女は言った、普通だと。




「他の人なんて知らない。私にとって、蕾ちゃんを好きになった事だけが事実で、それが私の普通なの。そんなの、自分の勝手だよ」




 さっきまでのふざけた雰囲気とは違う、真剣な表情の彼女の姿だけが目に入る。他の風景はいらぬ存在で、自然の音など聞こえるはずも無く、今の私には彼女とその声だけが目と耳に焼き付いて離れない。


 ずっと不思議だった。恋愛に関して普通じゃないと言われ、物事の価値観に違いに謎が深まるだけだったし、ずっと責められてきた気分だった。実際皆から普通じゃないと言われてきたし、半強制的に自分の考えを変える事を余儀なくされた。


 私が弱いだけの話だった。当時は小学生だったことを考えると仕方がないと言えるけれど、自分の意見を貫き通す意志の強さが必要だった。




「人によって普通なんて違っていて、それこそ、元々同性を好きな人から見たら、異性を自然と好きなる人こそが変に見えて、自分の考えこそが正しいと思ってる」




 彼女は恐らく、元々強い人間なのだろう。その変態性を隠し通すことは勿論だが、こうやって私に好意を伝えてくれている。隠すことなくその想いを告白してきた彼女は強い人間だ。私が誰かを好きになっても伝える事が出来ない程弱い人間で、そんな自分と比較するとよく分かる。




「普通じゃないって思うのは仕方ないと思う。私も蕾ちゃんも、そう思う事は今まであったと思うしね! でも、自分の普通を押し付けるのはおかしい話だよね」




 周囲にとっての普通を自分自身に押し付けていた節が私にはある。自分だけが異常なんて思われることが嫌だったし、そうしないと皆離れていくから。だから普通になろうとした。




「だから、蕾ちゃんも自分を普通じゃないなんて思う必要は無いんだよ。自分の勝手なんだから! 私だって、勝手に蕾ちゃんを好きになっただけ! 迷惑をかけてるなら駄目だけど、別に私たちは誰にも迷惑はかけてない!」




 そう言って彼女は今日一番の笑顔を見せてきた。やはり元が可愛いだけあって、その姿は絵になるものだった。




 もう少し早く彼女と出会えていたら、それこそ小学生の頃にでも出会っていたら、私はここまで捻くれてはいなかったのかもしれない。自分の普通を貫いて、仲良くなれる友達も出来ていたかもしれないと思うと悔やんでも悔やみきれない。


 柊さんは私にとって、確かに模範だった。その中身は変わってしまったが、その考え方と生き方は私の求める一番の理想そのものだった。彼女と一緒にいればもしかしたら、私も少しはまともな人生が送れるかもしれない。




「今までずっと自分を偽ってきた。この学校での私が受けている信頼は、全部皆にとっての普通であろうとしてきた結果だったの。周囲の人間と一緒に私自身を欺いてきた。そんな私の事が好きなの?」




「大好き!! 普段の人当たりの良い蕾ちゃんも可愛くて好きだし、それが偽物でも好きなのは変わらないよ! それに……今の蕾ちゃんは、素の蕾ちゃんでしょ?」




 肯定の意味を込めて首を縦に振る。瞬間彼女は眩しい程の笑顔を向けてくる。




「なら、私はそれでいいと思うな! 皆の前では普通を演じて、私の前だけ普通の蕾ちゃんになるの!! 私の……私だけが見る事が出来る蕾ちゃん……げへへ」




「なんか既に私達が付き合うの確定してる?」




「違うの!? 私の事が好きなの? なんて聞いてくる時点で付き合ってくれる前振りかと思ってたのに……」




 ……確かに、私が逆の立場なら勘違いしてるかも。




「でも、私別に柊さんの事尊敬はしてるけど……そういった意味で好きになってる訳では無いから……」




「甘い……甘いよ蕾ちゃん! 今の時代付き合ってから始まる恋の方が多い位なんだから!」




「そ、そうなの……?」




 でも、それは不誠実という者ではないのだろうか。真剣に交際を申し込んでいる相手に、そんな遊び感覚で付き合うなんて……世の中恐ろしい。




「それに、蕾ちゃんが付き合ってくれないと……」




「くれないと?」




「公認でえっちなこと出来なくなるから私が困る!!」




「さては私の身体しか興味ないでしょ!」




 変態は変態だった。そもそも付き合ったとしてそんなすぐえっちな行為に及ぶなんてありえるのか……?


 柊さんと私でそういう行為の想像してみる……だめだ、分からない。おそらく彼女は生粋の変態、他の人のする行為で満足するような人には見えない。




「なんか凄く酷い事考えてる気がする……身体も勿論興味津々だけど、私はもっと蕾ちゃんと仲良くなりたいって思ってるよ。えっちもそのコミュニケーションの一つなだけ!」




物は言いようだなぁ。言ってることは間違ってないと思うけど、付き合ってから始まる恋を豪語していた次にはえっちな事と宣っている彼女を信用していいものか。




「それにさ、こんな事言うのはズルいかもしれないけど、蕾ちゃんが素の自分で話せるのって私くらいでしょ? 他の人だとこうはいかないと思うんだよね」




「それはそうだけど、それって友達じゃダメなの? 私友達いないし。普通に欲しいんだけど」




「私達友達じゃなかったの!?」




いつ友達になったというのか、話したことはあってもそこまで親しくなった覚えはないのに。




「普通軽い雑談でもしたらもう友達だよ?」




 彼女の友達基準は軽かった。いや、私がおかしくて普通はそうなのか?




「とにかく! どっちみち友達なんかじゃ抑えられないの! だから今日から恋人ね!」




「強引すぎる……」




 話の終わる気配が見えない、このままでは日が暮れるまで柊さんと恋人論争する事になりそうだ。


 だからこれは折れるだけ、決して納得した訳では無く、彼女のために折れてあげるだけだ。実際、私を理解してくれる存在なんてこれから先そうそう現れるとは思えない。それならと、私は彼女に懸けてみたかった。




「問題が起きたらすぐ別れても良い……なら付き合ってもやってもいい」




「すごい上からなのが気になるけど、付き合えるならオールオッケー!! ふへへ……幸せだぁ……これでこのおっぱいも全て私の物……」




「やっぱり選択間違えたかな……」




 若干の後悔とこれからの期待を一気に感じてしまった。どちらにせよ不安だが、今までよりも楽しくなりそうなのは想像できた。




「あと、折角恋人になるんだから名前で呼んでほしいな~って、あと昼は一緒にご飯食べて食べさせ合いっこしたいし、朝は無理でも帰り道は途中まで一緒に帰りたい、体育のペアもずっと私固定で、他の人達にこの身体は触らせない事! あと何か用事があっても私優先にしてほしいしあとは―――」




「ちょっと待って多い多い。お願いだから一つずつにして……付き合い始めの恋人に対する誓約多すぎるでしょ」




「これでもまだお願いしたりないんだけど……仕方ないか。じゃあ今日の分ね! 私の事は名前で呼んで!」




「それならまぁ……」




そんな事なら簡単だ、陽茉莉と呼ぶだけ……呼ぶだけ……あれ、意外と難しいな?




「ひ……ひ……」




「うんうん」




「ひ………………向日葵」




「向日葵!? 私陽茉莉なんだけど!!」




「だ、だって、意外と難しいんだって、なんかこう、恥ずかしい……」




 普段名前で呼ぶ相手なんて、友達が一時期いた小学校低学年時代以降一度も無いので、どうしても緊張してしまう。


 なんで名前呼ぶだけでこうなってしまうのだろう。やっぱり私が普通じゃないから……




「蕾ちゃんは普通だからね」




「……ぇ? なんで」




分かったのと言おうとして、そんな私に彼女は優しく微笑みだけを返す。




「一応恋人ですから! それに、今の蕾ちゃん凄く辛そうだった。あんな顔見ちゃったら、誰でも何かあったって気が付くよ」




「そんな……」




「私と約束して。もう自分の事を他の人とは違う普通じゃないなんて考え方しないって」




 一転して真剣な顔をする陽茉莉を見て一瞬たじろぐ。一見元気なだけの彼女は、その実人の気持ちの流れに敏感だ。だから私の考えなんて見え透いているのだと思う。




「約束は出来ない……どうしても、昔からの考え方をすぐには変えられない。どうしても自分は異常者で、他の人に後ろ指を指される存在だと感じてしまうから」




だから、と続けて私は彼女にお願いする。




「私と一緒にいて、私が普通の人間だって教えてほしい。何もおかしくないって、普通を教えてほしい。柊……陽茉莉に」




「!! うん! そう言う事なら! ずっと一緒にいるって約束するよ、えへへ……やっと名前で呼んでくれたね!!」




「別に……元々呼べたし……」




「顔赤いよ? 照れてる~可愛い~!!」




「やっぱさっきの約束は破棄で」




「うぇ!? 揶揄いすぎた! ごめんよ蕾ちゃ~ん!!」












 やっぱり私は自分に自信が持てない。でも陽茉莉がいれば、彼女から自身をもらえる気がした。


 彼女はその変態性を隠し、私は同性への恋心を隠して生きてきた。


 その生き方は自信を騙すもので、決して幸せなものだったとは言えない。


 それでも。私達はお互いにだけ自分の隠し事を打ち明けた。結果、私達は唯一無二の関係となれた。


 周りにばれたらおそらく悪感情を向けられるのは目に見えている。それこそ、普通じゃないなんて言われてしまうかもしれないがそれでいい。


 他人はあくまで他人だ、言わせておけばいい。私達だけがこの関係を普通だと知っていればそれでいい。


 この関係こそが普通で、何の特別感も無い当たり前の関係だと、胸を張って言える私になりたいと思う。


 これからの二人の歩みを想像すると、自然と笑みが零れていた。

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