「現代 ホラー」を含む小説

　探偵が国家資格となり、警察のセカンドオピニオンとして幅を利かせるようになった現代日本。愛知県在住ながら国内でも有数の名探偵、『相談役』雪宮紫郎の息子である柳は、夏休みに依頼を受…

身の回りで起きている出来事は、決して他人事ではなく、ゆっくりとあなたに近づいているのかもしれません。遠い過去も近い未来に、知らない誰かの不幸がいづれは、あなたの背中に張り付くのか…

　とある「おめでとう」がお題の短編コンテスト応募用に書いたもの。 　まあ、ホラーなのですが、以前書いた『火車』、『送り犬』に続き、今回も現代風にアレンジした妖怪的なお話第三弾です…

　月夜の河川敷でアヤカシ同士の戦闘があった。どうやら決着したようで１体は倒れている。 　勝利したアヤカシは倒れているアヤカシを見て奇妙なことを言った。 　「食うわけでもないのに…

２０１９年三月――東京に現れたのは大量の狐の尻尾だった。 人間に寄生し、人間を狐娘へと変えてしまう異世界からの侵略者。 後にＫと称されるそれにより、崩される人々の日常――これはそ…

在宅勤務が始まり、私はある問題に直面していた。 家に見知らぬ女がいる。 現代に座敷わらしはいない？ いいえ。座敷わらしさんは、あなたの家にもいるかもしれません。 ※ジャンルにコ…

首を吊り、今まさに死が目前に迫る男の前に現れた“何か”。 それは、男性のようにも見え、女性のようにも見える。若い気もするし、老けている感じもした。 そんな“何か”から、男は願いが…

時折、ふとした瞬間に何処かで見たような感覚が訪れるデジャヴ、既視感。 それにまつわるお話。

俺のもとにはなぜか虫が色々教えに来てくれる。

ちょっとした合間に。 手軽な短編を集めてみました。 ＊書き下ろしだけでなく、これまで書いたものも含む予定です。 →やめました。全編書き下ろしでいきます！

※pixivにも掲載しています。 　高校二年生の頃、私が一人で駅前のショッピングモールに出掛けると必ず声を書けてくる子が居た。

愛するアイドルに毎日ダイレクトメールを送り続ける。 僕の努力が実って、やっとアイドルに認知されました。 カクヨムアニバーサリーチャンピオンシップ「推し活」のために書いた短編です…

奇怪な連続殺人事件の発生により、世界に激震が走るその最中、その事件へ興味深々な冴えない私立探偵であるアイヴィー・ライブラのもとへ一つのある依頼が舞い込む。その依頼を調査するアイヴ…

【閲覧に際しての注意点】 本作品は怪異を題材にしており、 怖い話が苦手な方には お勧め出来ません。 この物語は、完全な作り話で 私がいちから創作したものであり、 既存の怖い話…

　主人公の敦は冴えないリーマン。ある日、彼女に振られて落ち込んでいた彼の元に不思議な贈り物が届く。誰からかも分からない贈り物だが、そこに妙な暖かさを感じる敦。 　見えない隣人を…

あらすじ…「私」はNYの警察本部長すら舌を巻く腕利きの吸血鬼始末屋。ある夜、高層ビルの上階のラウンジで理想の『女』と出会ってしまい…？ 私:ニューヨークで活躍する、ヴェテランの…

ショートショート現代サスペンスホラー？　あららな結末です。

悪霊、妖怪、怪異、彼ら非日常の存在は何処にでもいて人々を狙っている。 彼らの存在は科学が進歩した現代社会において、人々の混乱を招く存在として否定され、秘匿された。 裏ではその存…

八尺坂にやってきたアズマとスカーレットのはみだしテイカーズ。 駅についた直後、異様な程に張られた行方不明者の手配書を前に、何か不安な物を感じる二人。 逃げるようにデパートに入った…

　ある年の9月21日。慶田運浩（よしだかずひろ）は、入院のためにとある総合病院へ向かった。 　しかし、その病院は彼の知るような普通の病院ではなく、まるで地獄のような狂気に包まれ…