「大人になってから」を含む小説

うんちくは語れんし、表現も拙いが、とにかく美味かったので、機会があれば皆飲むとよろし。 ただし未成年、てめえは駄目だ。 悔しかったら、大人になって出直しな。

僕は40歳でギターを始めた。リコーダー以来の楽器挑戦だ。 10代のような集中力はないけれど、オッサンにはオッサンの知恵と知識がある。 音楽を楽しむのに歳は関係ないし、ギター歴六年…

12月24日にわくわくしない子どもなどいません。大人になっても、その日は特別なものとして居座り続けます――リア充にとって。リア充のリア充によるリア充のための日。俺もこんな青春がや…

じいちゃんがいなくなって早数年。 私、元気してるよ。 怪我も病気も全くしてないよ。 私、もうお酒とか飲んじゃうんだよ。 日本酒だって飲めちゃうんだよ。 私、社会人になった…

どうしても思い出してしまう幼少期の記憶が誰にでもあって。 それを捨て切れない人もいて、捨ててしまった人もいて。 切り離すしかなかった人もいて。 でもやっぱりあの頃はとっても楽し…

子どもの頃に出来ていたことが、大人になって出来なくなっていく。 子どもの頃に見えていたものが、大人になって見えなくなっていく。 経験が増えていくごとに、傷つくことを恐れ、周囲を気…

「告白ゲーム」って知ってる？ 高校時代、親友の匠から噂話を持ちかけられた。 その、噂話を元に実際に皐月たちのクラスメイトがやってみることに。 皐月は『告白』と言う言葉から程遠い存…

夏の夕暮れを見つめている。 生温い風の中、一人……。 大人になった今、初めて感じるあたたかな恋愛の思い出。 …… 某アーティストの曲から連想して作りました。

　彼女と別れ、男だけのクリスマスに招待されたあの日。なにも変わらないような日々の中で、しかし、誰もが大人になってゆくのだと、そんな瞬間を知ってしまった、いつの日かの話。

私、松武こうめは、巨大な新興住宅地に住む専業主婦。 そこは、日々繰り広げられる住人たちの人間ドラマが渦巻く世界。 中学のクラスメートで、いじめの被害者と加害者だったふたり。 長…

バブルって何？　若い世代にバブルの恐ろしさを。年配には懐かしさを。そして中国バブルがはじけ用としている今まさに考えようバブル。バブルは必ず弾ける。

モラめし。 大学生という大人になったのに社会的責任を果たす必要のない、そんな若者の墓場とも言えるモラトリアム期間に、親や国から貰った金で食う飯。 それがモラめし。 親から二度目…

二十二年ぶりの一級河川には、あの頃と変わらない風が吹いている。 東京で塾講師として働いている隼人は、久しぶりに故郷に戻ってきた。 きっかけは母の死だったが、仕事を辞めて戻ってき…

　超アイドルの女の子の春から梅雨の終わりまでの心の成長物語。 　飛ぶ鳥落とす売れっ子アイドル「伊藤まり」は浅草生まれ、浅草育ち。浅草六区居を構える寄席「安馬亭」の十四代目（住まい…

　時は西暦を遥か置き去りにした未来。 　機械技術の発展により栄え、争い、いがみ合う世界。……変わらないと思われてきた人類の営みは、無機物を侵食する地球外生命体「メタリア」の侵攻に…

一話完結の読み切りの物語をまとめたものです。 当初「童話風・昔話風」をテーマにした読み切り集にしようとしていたこともあり、それっぽい話が割合的に多いかもしれません。 ※物語は…

幼い頃の傷を心の奥に沈めたまま大人になった、アラフォー女子「はな」の物語。 不破器用ながらも恋愛や家族との関係に、自分なりに向き合う。 「はな」は無事、自分を苦しめる妄想をド…

人気アニメをみていた僕らは、大人になった。

不仲の両親の下、郊外の街に住む小学四年生の「ぼく」は、ある日、森の奥の寂れた一軒家で家の持ち主である老人に出会う。老人は亡くなった妻子との思い出が詰まった今は住んでいないその家を…

こじらせてるとしかおもえないpart3