モラめし。

モラめし。
大学生という大人になったのに社会的責任を果たす必要のない、そんな若者の墓場とも言えるモラトリアム期間に、親や国から貰った金で食う飯。
それがモラめし。

親から二度目の留年を懸念される男子大学生・九頭麦丸は、単位など知ったことではなかった。
甘ったるくて濁っていて生暖かい、そんなこのモラトリアム。
彼にとって楽しみとは好きなものを飲み、好きなものを食うことだった。
彼は今日も課題の締め切り時間を片目に、飯を炊く。
色んな物事から逃げながら食事を満喫する逃げ癖ついた男子学生が送るグルメ小説。


※不定期更新。作者はチョロいので人気や呼び声があれば定期的なそれになるかも。
※現在更新する気が起きないので申し訳ないですが完結扱いとさせて頂きます。