「映像はない。」を含む小説

「シナリオをまず書いてから小説を書くと、いろいろメリットがあるよ」と唱えたのが４年前。ご好評をたまわりましたが、一方で「視点」については深く言及せず、ぶっちゃけ逃げたままで随分と…

ポーカーテーブルを舞台にした萌え４コマ原作を想定したシナリオ連作。 実際のマンガ化映像化は目的としていない読みものとしてのコントです。 15本でひとまとまり。変な方向に転がっても…

姉が経営するなんでも屋『黒鴉』に所属する黒羽零司は、ある日夢を見た。 銀髪赤眼の女らしき人物が、廃ビルの屋上で血の付いたナイフを手にする映像だ。 幼き日の体験から、特殊な夢を見ら…

「先日お爺様のお葬式でお会いした殿方、とても素敵でした……。また会えないものかしら。 　そうだ！　今度は叔父様あたりが死ねば、またお葬式でお会い出来るんじゃないかしら！」 「全…

弟が他界し、妹が他界した。共に５８歳という今の時代では若すぎる年齢であった。 その一月後に母も他界した。期せずして半年後に義父が他界した。 血を分けた肉親の死で肩の荷が降りた。次…

父親は大剣士、母親は賢者、そして姉は勇者のエリート貴族家系に生まれた少年ヒイロ。彼は自分もエリートになれると信じてやまなかったが、神殿から告げられた職業は動画配信者だった。 動…

※この作品は『連理の契りを君と知る』episode1「あなたに出会う日」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891994039）の続きにあた…

　とある惑星の最古の国、明仄国を守護する光と炎雷の大精霊・燦は激怒していた。 　実は何年も前から激怒していたのだが、堪忍袋の緒をぶち切るチャンスが巡ってきたので、自分を激怒させて…

【紹介文の最終更新:2020.2.11】 原作・驚愕編に続く続編。 驚愕編を含んでいない「微笑」とは異なるルートで、ハルヒ物語の独自の完結を目指します。 第一編となる「新生」…

開国から半世紀ほど経ち、この国にもすっかり西洋の文化が染み渡り始めた頃のお話。 作家を目指すある青年は、作家業と共に探偵業もこなす自身の師事する先生から雑務を任され、調査のため…

　高校二年生の須藤一樹（すどう かずき）は、数年振りに再会した幼馴染の雛森沙夜（ひなもり さや）と同じ新聞部に在籍している。 　一樹と沙夜は夏休みの登校日に校内新聞のネタを持ち寄…

マンホールには人が埋まっている。 そんな常識から人を救うために主人公は引っこ抜いた。 でも、マンホールからマンを抜いたらどうなるか……。 ↓前回の投稿↓ 『夢の荒れ模様はど…

◆「Ｅ11　初めての涙」 　オススメエピソードです。 　⇒プロフェッサー黒樹の大人とひなぎくちゃんの甘さが、カクテルの向こうで滲みます。 https://kakuyomu.jp/…

子供のころの、めったに思い出すこともない、あの日のあの時のほのかな出来事が、大人になって、ふいに浮かんでくるのは、きっと、その時はわからなかった心の機微が、分かるようになって、 …

ー壊れた映画のように繰り返し思い出す映像がある。 高校生の絢が桜が舞い散る中見ていたのはあの人は赤いイファフォンがトレードマークのクラスメート。そんな彼とひょんな事から言葉を交わ…

身体を無くした人の心はどこに行くのだろう？ 消滅してしまうのだろうか？ そこにあった想いは、願いは、祈りは、 誰かの心の中にいる、その逝った人の想いは、 いつしか形となり………

異星人の地球への侵略は苛烈で容赦なかった。迎え撃つ人類の防衛兵器は全く通用せず、人類の滅亡は確定的だと思われたが、ある防犯カメラに映っていた映像に、自衛隊の調査機関は一縷の希望…

1992年、５月。宗教国家であるはずのヴァチカンに、なぜかへその緒のついた赤子が……。 それから約二十数年後のアイルランドで、超常現象の専門業者『パラノーマル・リサーチ社』の所長…

ある日の夜、加賀瑞樹(20)は突如現れた黒い箱のような人工知能を搭載した機械に襲われるが、見知らぬ美女に助けられる。 成り行きから、その美女の働くベンチャー企業でアルバイトをす…

ふと、思い出すことって、ないですか？あの甘酸っぱい初恋の思い出。 「甘酸っぱい」って、とても上手い表現だけど、本当に甘酸っぱいのかな？ 頭に浮かぶのはカラー映像ですか？モノクロ…