「蓋」を含む小説

謎しかない極東地方に月のいつメンたちが突撃する話（身も蓋もない）。 彼らを迎えたのは、たくさんのねこ？ 話が長くなったので番外編からはみ出しましたハイ。全八話です。 ※時系列は…

「恋人は、魔女」の続篇https://kakuyomu.jp/works/16818093074983883398 柴田恭太朗さんの三題噺♯58　参加作品。 以下概要。 ---…

私の書きたい恋愛ものの話を詰め込んだものになります。

　塾に向かう途中の路地裏で藤森ショウタは不思議な光に包まれる。気付いたらそこは百年後の未来の東京だった。 　ショウタは時空監理局員の女性アリサの案内で元の時代へ帰るために時空監…

――強さがすべて――である魔境と接する辺境領主の三男として生まれたマルコは、王立アカデミーへ通うために王都へ出た。だがマルコは己の葛藤に蓋をしたまま夜の歓楽街で働くようになってい…

交通事故で両親を失った少年……蓬莱蓮永《ホウライレント》 そんな彼はとある日、ひょんなことから、異世界に迷い込んでしまった。 その異世界は魔物がいて、魔力があり、魔法が使える…

食パンの上に、小さな塊が出来た。使い切ったマヨネーズが、人生最期のフリをして四角いステージを駆け巡るように散らばった。僕は容器を押しながら空気を入れ、蓋を閉め、何度か振った。蓋を…

どうして？何故？わからないよ これってどういうことなの？ これは納得できないな 何かイヤだなあ 何となく行きたくないよ この道通りたくない 　答えを出さないまま、自分の気持ち…

泊木大学映像研究会には問題児がいる。 いつも無謀で無茶で無秩序な安野壌(アンノジョー)監督。 問題を起こしてばかりな彼が今回ぶち上げた企画は、到底実現不可能に思えて…… しかし彼…

僕とあいつの体が入れ替わったせいで、僕らの関係はおかしくなってしまった。 一番好きな相手は誰なのか……一番大切にすべきなのは誰なのか。 僕らは大切なことを決められないまま、禁忌の…

僕、高橋悠人は冴えない大学生だった。成績も平凡、運動神経も平凡、容姿も……うん、平凡。目立つことなく、誰かに必要とされることもなく、そんな日々を過ごしていた。 しかし、ある日を…

「新田結愛」は誰にも言えない秘密があった。 それは死ぬまで誰にも告白するつもりの無い、同性への感情。 中学生の時に初めて気付いたが、それ以来その気持ちに蓋をして生きてきた。 だが…

高校卒業間近の美紅は、義姉の翔子の言うことを聞くために『Lily』という店へ赴いた。 そこで出会ったちはるに色々教えてもらうことになり…… ※KAC2024参加作品 作者基準で…

　わたしは暗闇の部屋に閉じ込められていた。わたしの前には、『この箱を解いて、そこから出て下さい。』と書かれたカードと共に置いてある、何の変哲もない箱。 　これは何の箱なのか。鍵穴…

〈僕〉にもたらされた姉の死の報せ。遺品を整理していると、蓋も引き出しもない奇妙な箱が現れたのだが……。■ タイトルは聖人の遺物（遺骨や遺髪、あるいは生前の装飾品など）を収める容器…

僕は卒論の調査の為、住民が妙見信仰をするその島を訪れていた。 ある日人通りのない道の真ん中に置いてある赤い箱を見つける。 手にとって蓋を開けてみると中に入っていたのは…

いきなり異世界に飛ばされ、ダンジョンに潜って生計を立てている姉のアーヤと妹のサヤ。ふたりはある日、ダンジョンで宝箱を見つける。その蓋には日本語で『この宝箱を開けたくば、姉妹で○○…