ぐにゃぐにゃと主人公の掌で、私の頭の中で姿を変えるそれはなにか。本当に箱なのか。それは箱から出るための箱である。一緒に箱から抜け出すようなそんな気持ちの良い読後感でした。是非、状況を想像しながら一歩ずつ読み進めてほしい素晴らしい作品をありがとうございました。