出だしの空気感から引き込まれます。さらに不穏でミステリアスな流れ……そこからの……。話の終わり方も変な余韻を残さないことで、輪切りにされた足の断面を見せつけられたようでした。凝縮された一話をありがとうございました。
その中身が、どんなに謎なものであろうと、おぞましいものであろうと。それを箱にこめた人の思い出のために、ただしずかに受け止めよう。