「砂」を含む小説

公立砂鳥高等学校に通う。 時計の針のように真面目な針風 時 羅針盤のように自由気ままな旅針 風 全然違う2人の百合物語！

主人公・水沢凪砂は十七歳の夏、母親の虐待から逃れるため、海辺の町にある祖母宅に引っ越した。 幼少期からの虐待ですっかり心を閉ざし、田舎特有の干渉的で閉鎖的な空気に霹靂とする毎…

星々があった。 白い星。 　　　。 緑の星。 青の星。 赤の星。 星々は変わった。 黒い星。 　　　。 砂色の星。 氷色の星。 赤紫色の星。 星たちは消えた。 そして『…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

鮫原家友　駿河湾に潜んでいたメスのメガロドン。全長は20mにも及ぶ。日本史上で相性が良いと言われるのは源義経。それゆえ「海の侍」と呼ばれている。しかし人間の姿に変身するとマーメイ…

　烏が鳴く頃はのあらすじ 　この世は戦国時代。次々と裏切り、謀殺される中、忍び達も裏切り、謀殺。Ｓ級の忍び果心居士は日吉丸（後の秀吉）に付いていた。初めはお互い今川軍総大将の今川…

　アタナトス彗星――ただ一度地球付近を通り過ぎただけの天体。もう二度と訪れはしないだろう彗星はしかし、人類に未来永劫続く多大なる影響を及ぼした。 　不老不死。永遠の命。人類の夢…

稲妻のきらめき、雷鳴の予感、それは世界の始まり。 落ちていく水色の砂一粒一粒が、来る世界の動きを予兆する。 砂時計を手にする少女は、世界の転換を見極め、大きなうねりを生み出す資…

由香里は目覚めると、白い部屋の中にいた。外は一面灰色の石と砂。元の世界には戻れない。ツガイモに抱かれなければ生きられない、と告げられた由香里は、それを拒む。血を吐いて意識を失う由…

＜500字以内掌編＞ 中国、敦煌。鳴き砂の砂漠：鳴砂山（めいさざん）を彷徨う男の行く末は。

『【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語』参加作品です。 企画のURLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_events/1681809…

スペースオメガインダストリ情報管理官レオ・モリソン、同社異星文明探査部門主任研究員ヴィクター・リー・フジモト、考古学者エレノア・コードウェル。３人が砂漠の遺跡へ集い、砂に埋もれた…

Xでせっかく投稿したから、ここにもまとめるよ☆ 発想がカオスだから中身も当然カオスだよ☆☆ 目と指がひまなときにでもどうぞ☆☆☆ 【毎日更新したいと思っていますが……】

　その競走馬は目立った実績があるわけではない。 　それでも彼女の走りに、目を奪われた。 　牝馬（ひんば）の中でも400kgに届かない小柄な身体。 　前に付けたら、他馬にぶつけられ…

盆の13日に、墓へ故人を迎えに行く風習がある。 迎え火、と言っていいのだろうか。 夕暮れ時、墓にロウソクを灯したら提灯へ火を移して家まで帰る。 ところで、あまり関係がないが墓にま…

　企画参加用『こしおれ』よりぬきバージョン。 　冒頭二十首は、『こしおれたんか』中の「ハードル競技」「タンシル人生」企画参加用よりぬき編。「ハードル競技」はほぼ、生まれてはじめ…

★惚れ砂、使用上の注意は無かったけれど★

　霧島砂羽（きりしまさわ）には、母がいない。「お母さんは、命がけで砂羽を生んだんだ」と繰り返す父の言葉を、砂羽は疑いもしなかった。砂羽の母親代わりは、七歳年上の兄、鱗太だ。中学校…