「伝わるかな」を含む小説

照りつける太陽の下、男性は何かから逃げるようにとぼとぼと歩いていた。 休憩を取るべくバス停に向かって歩いて行くと一人の少女が記憶玉なる物を売っていた。記憶玉を通して伝わる大切な人…

――暗闇森には吸血鬼が棲んでいる。 ――彼の吸血鬼は森の周りに住む人々に、触れを出した。 ――年に一人、処女を差し出すべし。さすれば我が領地に住むこと許可しよう。 ――暗闇森近…

久里様、陽野ひまわり様が催されている自主企画「イケメン鑑賞会」の感想ノートです。 こういう作品紹介は書いたことがないのですが、面白さが伝わるよう頑張ります。 ご指導ご鞭撻のほど…

お母さんが消えた 村に伝わる魔女の話が関係しているのだろうか

彼の地の名はアルイーン。 乾いた白茶色の大地に繰り広げられし、興亡の絵巻。 西に巨大な軍事力を誇るバッファーン朝イゾルタン帝国、東に謎多き国カラ・シーン神皇国。南に混乱の続くマズ…

*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆*..*☆* 前編完結しました。後編はこちら→もし、魔法の世界に、現実世界の原爆がおちたら―。魔法VS『…

紀元前より伝わる伝説の秘宝「ヴェアトリクスの女神」 それは黄金の女神が持つ黒と白のダイヤモンド。 白いダイヤは光の力を司り、黒いダイヤは闇の力を司る。 闇のダイヤに触れたものには…

『ファントムレイジ』 願いは横溢し顕現する。 無慈悲に願いが叶う世界で、異能となった人間達の物語。 『深夜一時の奇奇怪怪』 表紙→ http://www.pixiv.net/m…

神が見守る世界で僕はのサイドストーリー 主人公の師：風の魔法使い"ディルク"の独白から始まる"思い合い"を綴った物語

九州地方には河童伝説があちこちに蔓延っている。 そんな河童たちをまとめる総帥、海御前（あまごぜ）という妖怪が北九州市門司区に棲まうという―― 都心から離れた場所にひっそりと店…

作家志望の大学生――翠川領明（ひかわりょうめい）は夏休みを利用して、バイト先の後輩――檜操子（ひのきみさこ）の地元である東北地方の山村、「猪狩村（ししかりむら）」を訪れることとな…

これはスマホアプリ、みんチャレ「描写力を鍛える」、お題の画像にちなんで文章を作成するというチャレンジで投稿したものの再投稿です。画像を添付できないのは残念ですが、画像無しでも伝わ…

２０１７年。日本はかってないほど、侵略的外来種の脅威にさらされていた。 そんな中、勇んでやってきたのは、外来種話題を攫った火蟻のお姫様ヒアリちゃん。 彼女の目的はただひとつ。日…

海を臨む岬の突端に佇む首切地蔵に伝わる、ある言い伝え……お地蔵さんの首から上を取って、岬の崖の上から海に投げ入れると、願いが叶う。 願いを掛ける人々によって、今夜もお地蔵さまの頭…

本編のIfルートってやつだ。 つまるところ、「自重しない」。 そういうことだ。

大学生の京介は元先輩で怪談作家の一色と共に翳霊寺という寺院を訪ねる。 そこには「障翳の間」と呼ばれる決して入ってはならないと伝わる部屋があった。「障翳の間」成立の秘をめぐる、夏の…

一度それを握れば天下を統べる力を得るが、その強過ぎる力ゆえに持つ者自身をも滅ぼしてしまうと伝わる河内源氏の秘剣天哮丸。 城戸礼次郎はその天哮丸を代々守護して来た河内源氏末裔城戸…

恋愛相談室、一種の怪談のように高校にまことしやかに伝わる奇妙な噂。 曰く、恋に悩める生徒の前に時間も空間も無視して突如として現れ出でて、悩みを解決する助言を与えて消えてしまうとい…

【第4回フリーワンライ】 空気のような○○（○○は変換可能） クラスメイト 届いた手紙 黒いポスト 奇異な瞳 ＊ワンライ用

この世界は黒い布に覆われている。 伝説に伝わるその昔、不届きものが、火と呼ばれる新たな光を生み出したからだ。天は怒り狂い、空に真っ黒な布をかけた。 私は祭司。不届き者の末裔。火を…