概要
幽霊になった姉とその妹との百合物語。
私、未来は高校2年生で、高校3年生の望未と姉妹だ。私達はいつも仲良しで、未来は望未がいないと何も出来ないほど依存しており、望未は未来のことを恋愛的な目で見ていた。いつまでも変わらない幸せな日々が続くと思っていたが、姉である望未が不慮の交通事故に遭ってしまい、亡くなってしまう。未来は急な出来事に現実を受け止めきれず、望未のお葬式を欠席し、家の近くの砂浜でずっと泣いていた。未来は、お姉ちゃんを失ってから、自分がお姉ちゃんのことが好きだったと知る。泣き疲れ、お腹も空いてきた頃、家に戻ると両親がいないのにも関わらず、何か物音が聞こえてきた。その物音の正体は、亡くなったはずの姉である、望未だった。望未は未来にしか見えていないらしく、しかも未来は望未のことを触れるという、幽霊と言えるのか言えないか、な存
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