今日一日で一気に最終話まで読ませて貰いました。
言葉を得た猫は幸せだったのだろうか。いや、幸せという文字だけでは表せない程に猫にとって幸福な一生だったのだろう。そして少女にとってもだ。
とても読みやすく容易に想像出来る文体なので万人向けです。
人物の紹介の仕方がとにかく上手いです。読者は「なるほどな、こういう姿なのか」
と考えれます。
短編なのに内容が濃いです。短編だとどうしても内容が少し薄くなったりしがちだと私は考えるのですが、この短編は違います。
一切ぶれずに文字が綴られています。
シリアスかと言われれば違う。ほっこりかと言われれば少し違うように感じます。
私の語彙力があれば表現出来たのに悔しいですね笑
皆さんも是非読んでみて下さい。