言の葉のいかにも人間臭く、理不尽に迷い嘆き、それでも自問自答の中で己の大切なものを見つけていく様に感動しました。
趣味で小説を書いている文芸好き
ある黒猫が、人間の言葉を話したいと神に願った。黒猫の願いは聞き入れられた。但し、最初に出会った一人の人間とだけ。最初から孤独感が漂っていました。それから猫と一人の人間の、ほんのり温まる物語…続きを読む
今日一日で一気に最終話まで読ませて貰いました。言葉を得た猫は幸せだったのだろうか。いや、幸せという文字だけでは表せない程に猫にとって幸福な一生だったのだろう。そして少女にとってもだ。とても読…続きを読む
ふたりぼっちの黒猫と少女が寄り添いすれ違う、心がぎゅっとなる作品です幕末の片隅で綴られる奇跡がもたらした断絶とかけがえのない絆せつない物語を読みたい人におすすめ
何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない。得るものが大きく、摂理に違反しているほど、犠牲は大きくなる。そうして得た先に手にしたものが、その隙間からこぼれ落ちてしまっても、きっとまた別の…続きを読む
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