「オカルト？ホラー？」を含む小説

　ホラー・オカルト・非日常を綴るオムニバスの短編集。 　美女はある理由から男と出会い子供を欲した。 　そして美しく恐ろしい狂気が目覚める。 ※多少グロテスクな表現があります。…

※作中にはフランツ・カフカ『変身』の核心部分に触れる内容を含みます。 　俺、夕緋悠人は自他ともに認めるシスコンである。今は訳あって自宅警備員（NEET）をやらせてもらっているが…

今から四年前の夏のある日、人里離れた山奥の廃病院が閉ざされ、その中で、謎の猟奇殺人が起こった。 　そこから姿を消した、若手人気芸能人だった沖本レイナは、未だに消息不明。 　ボ…

　他称曰く付き物件でありながら幽霊が出る家に気にせず住むミサトは、あくる日行き倒れになっていた男、レイジを助けた。 　ミサトの賃貸をさらに間借りし生活することになった、自称何でも…

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。」 ニーチェ 善悪の彼岸より もしも…

オカルト部のオカルト中毒少女が語る『お菓子』の都市伝説。みんなが知ってる『ママの味』にまつわる悲しい噂。 『フツーちゃんは、彼岸花を摘みに行く』のスピンオフ作品ですが、短編でこ…

事件現場に出動する警官の姿をドキュメンタリー風に描いた物語。その取り扱う事件は、どれも心霊やオカルト的なものばかりであるが、主人公である小松、中原両巡査は、霊感や超能力、心霊現象…

【謎と不思議が絡み合う　ミステリーホラー】 「雨の降った次の日は『百舌鳥（もず）』が啼く」 外界から隔絶された終身刑務場『crimson cage』に住まう『鳥の王』は、なん…

中学最後の夏休み。映像コンクールに応募すべく、僕らは誰も撮ったことのない作品を作ろうとしていた。 そんな時。偶然手に入れた『荊棘（おどろ）』と名付けられた禁断の映像。 その狂…

　子どものころから「怖い話大好き！」だった、東海地方在住四〇代主婦のワタクシ。「幽霊って本当にいるの？」という周囲の疑問に「なんでいないと思うの？」と本気で聞きかえすほど、当時か…

大学生、矢島トウノはフリーマーケットで買ったソファーの下から、白い腕が出ているのを目撃してしまう。貧乏大学生と謎の腕との奇妙な生活。

「ねえ。知ってる？ 『想像する』って『創造する』ってことにつながるんだよ？」 不思議なものが見える主人公。 かつての親友への手紙を書く途中、魔の物に邪魔される。 彼女はいったん…

本人に霊感はありません。 ツイッターからの再録です。

こんなタイトルですが一応SFです。

ＤＪ端貫木の提供する深夜ラジオ『ミッドナイトランデブー』へようこそ！　今日もＳ放送局の第四スタジオから三〇分間、みなさんに耳寄りな情報をお届けします。今週は、夏の納涼企画として、…

いつからか流れる都市伝説　”扉夢”。 それはその夢を見ると願いが叶う、というありきたりなものだった。 しかしそれを聞いたとき何か違和感を感じた。 「俺はその夢を知っている。」 …

そこは、緩やかな坂道の上にある小さな洋館だった。 まるでレストランみたいな外見をして、まるで小さな料亭のような雰囲気で。 しかし、中は伺えないほどに暗く――。 「いらっしゃいま…

美大生　悦ひろの恐怖体験集。

『渡リ烏倶楽部』 それは、幽霊やらその他、この世に存在するありとあらゆる怪異。不思議。超常現象。都市伝説を調査し、暴き、追い、時に追われる、オカルトサークルである。 メンバーは二…