「加筆」を含む小説

過去にブログやその他の小説投稿サイト(現在は退会済み)に投稿していたものを加筆・修正して採録したものをまとめる予定です。

内容を加筆、修正中です。（R6年9月時点） 完結しました!　読んで頂き、さらに応援、評価までしてくださり、ありがとうございました。 赤ずきんと若い狼は果てが見えないほどの大陸…

　独裁者に支配された国に、一人の占い師がやってくる。 　どんなことでもピタリと当ててしまうという評判に興味を持った独裁者は、占い師を呼びつけて面白半分にこう尋ねた。 「お前はど…

部長が起こした不祥事によって、サッカー部の活動が出来なくなってしまった和成は、ふとしたきっかけで、噴水のある公園の近くで練習をしていた子供たちのコーチを任されることに。それとは別…

　近所の山へ散策に出掛けた私は一匹のタヌキを見かけた。 　なんとなく追いかけると、大きな木の元へ辿り着く。 　こっそり様子を窺っていると、タヌキは大樹の葉を頭に乗せた。 　する…

２才下の弟の陽介は、６才になってもしゃべれない、大声で泣く、突然叫んだりする。陽介のせいで、パパとママは謝ってばかり。 だから私は、陽介が大嫌いだ。 本文中に明記はしていません…

【修正中】設定を一部変更しています。表現を淡泊に・陰鬱に加筆修正しています。 【特設サイト】https://thecoldfox010.wixsite.com/ennegrado…

便利屋スターフィッシュに勤める青年・犬養誠は、所長の牛尾正義から呼び出されて駅へ向かった。 そこで出会ったのは申谷定嗣という依頼人の青年だった。彼は「ある男」を追って全国を放浪…

※2016年・クトゥルフ神話アンソロジー『幻視秘録 ー葬ー』寄稿作品。 「ボクが夢や希望や思ったことを現実にできる〝力〟の持主なのは……勿論、あなたも知ってますよねぇ？」 　派…

登場人物紹介 けいこ(40歳)・専業主婦 北持田(松山市)の家で夫(47歳)と二人暮らしであるが、婚期が大きく遅れたために二人には子供がいない。夫婦生活がマンネリしていた時に、…

　絵が上手だけど、話を考えるのが苦手。周りを意識しすぎて上手くものを言えず、流されてしまう菊乃シュウ、21歳。ある日、出版社へ漫画の持ち込みへ行った帰りに、小野ユイという高校生に…

茶狂いと呼ばれるほどお茶が大好きな采夏（さいか）。 自分の作ったお茶が皇帝献上茶に選ばれることを夢見て、はるばる都にやってきたはいいが、試験会場を誤り、うっかり後宮へ入ってしま…

世が世なら貴族の令嬢だったらしいカーラ。 父の死後母も失踪した彼女が一緒に暮らすのは、ご先祖様の霊ベルだ。 第一王子の誕生舞踏会の招待状がなぜか届いたカーラは、ベルに背中を押され…

見覚えのないやつから聞き覚えのある事象と身に覚えのない予告を伝言される話です。 ※Pixivの『告白代行のお仕事』に参加したものを加筆修正して投稿しています。

黒山羊さんのバフォメットは、経験未熟な悪魔です。 見た目も小さくやけに可愛い外見と声に、本人（？）はとっても苦労しています。 今日も迷える子羊を導こうと奮闘しますが…… バフ…

谷岡賢志は家事代行サービスに所属する若き家政夫。この仕事に就くきっかけとなった高校時代の出来事と、その後就職してから体験した２つの“別れ”のお話です。 KAC2021の『約束』…

弱小マジック部への入部をかけての一番勝負。 「ぼくはこれから、成子（せいこ）さんの目には見えてなかったけど存在しているあるものを、一瞬のうちに見えるものとして提示してみせます…

（加筆修正による改稿につき、再投稿しました） 　僕、小嵐緋色16歳。今、ダンジョンで死にかけてます。 　ある日、突如として現れたダンジョン。昔から物語に描かれた冒険を期待していた…

わたしの耳には、音が溢れて聞こえた。 僕の耳には、音が歪んで聞こえた。 聴覚過敏に悩む高校二年生、山本美月は、雨に濡れる6月のある日、彼に出会った。一心不乱に紫陽花をスケッチす…

剣士のデリック、射手のセルヴァン、魔法使いのアレンに大狼のウォルタナ。 仲良し冒険者パーティの３人＋１匹には、それぞれ仲間に言えない秘密があって……。 ※続きません。 202…