「ホラーじゃない」を含む小説

「もう二次元キャラは好きにならない！」 毎度、好きな漫画の推しが死んでいってしまうわたしは、みんなから「推しキラー」と呼ばれていた。 でも二次元キャラに理解のない友人たちはあまり…

友人が引っ越したアパートで起こる怪奇現象。 一人の男が「あの、ちょっといいですか？それ怪奇現象じゃないかもしれません」 突然そう言った。 ※一話が大体500〜900文字で短時間…

良い死に方って何だろう。 それについて考えた人ともう1人の話。

事故で自衛隊を退職した主人公、万二はある日、親友の二次元オタクにしてマンガ家の神原ネルから婚活に行くから着いて来てほしいという頼みを受ける。 イケメンのネルはかつて女性から襲撃さ…

ある村はずれの小さな家で―― （この作品は独立した短編作品ですが、同作者の長編ファンタジー作品『いつか荒野のガオケレナ -されど薬師はカルテをつづる-』『やがて楽土のヴ…

『トロピカル因習アイランド』小説大賞　に寄せて書きました。 女子児童がリゾート旅行するお話です。 ※ホラー要素を含みますので、苦手な方は回避をお願いします。 こういうの、一度や…

船を待つ暇な時間、SNSのトレンドに上がった文字列に思わず目を奪われてしまった。 『トロピカル因習アイランド』とは一体……？

「カクヨムWeb小説短編賞2022」に参加しようとして間に合わいませんでした。 でも、今続きを書いています。ちょっと時間いただきます。すいません。 （たぶん）これまでにないタイプ…

電気を消したアパートの一室。僕たちは、机を囲んで怪談話をしていた。とはいえ、机の上で揺らめいているのは蝋燭の炎ではなく懐中電灯で、季節も夏ではなく、物理的に背筋が凍る冬だった––…

　五感や感情、モラルなど、人間が生活をする上で大切な『何か』を失う『欠落者』が発生する社会。彼らは欠落の対価として特殊な『異能』を手にし、己の欲望を満たすために犯罪に手を染めるこ…

「おい。そこの娘」 それは、ある夏の夕方のことでした。 私は家に帰るために、長い坂道を上っていた。 この街は、坂道や階段が多い。つまり、斜めな街なの。 街でいちばん長い坂道は、た…

努力と執念の女科学者、逢沢鈴(あいざわ りん)は生まれ持っての凶運体質が災いし、偶然呪いのビデオを目にしてしまう。 かかったら最後、絶対に殺されるという呪いを受けてしまうが、持ち…

やぁやぁ、よく来てくれました。聞いてくださいよ、また面白い動画を見つけたのです。 まずは駆け付け一杯、なにか頼んでいただいて……せっかくなので泡盛のお湯割りなどいかがです？ 南国…

本州から南南東に数百㎞にある愛入島（あいるじま）。 猫の島として知る人ぞ知るその島では、何年かに一度のお祭りで盛り上がっている。 そんな島に、猫好きの妹を連れて、旅行に来た僕。 …

　少女は、十四才の誕生日を目前にして、キッチンで動画を撮影した。 ※ カクヨムWeb小説短編賞2022応募作品です。

幽霊✕人✕人の三角関係… どうしても離れる事の許されない… 離れられない３人の男子の、純真で恐ろしい三角関係と、彼らの周りで起こる不気味な奇事件譚 至（いたる）は、高校一年生…

その島では世にも珍しい黄泉送りという行事が行われる。好奇心でお祭りに参加した俺達を待ち受けるものは……

　出戻った幼なじみの手を引いて、無理に出かけるのは実に十年ぶりのこと。 　ひたすら南下すればいつかは辿り着けるのだろうか。初めて手を握ったあの夏祭りの夜に。 【お題】トロピカル…